「WWDビューティ」8月20日号は、ヘアスタイリング剤特集。ヘアトレンドの変化から、「スタイリング離れ」という言葉も聞かれるようになり、それまでのワックス主流の動きからナチュラルな質感のアイテムが人気となっている。そこで「WWD ビューティ」では「WWD JAPAN.com」の公式インスタグラム・ツイッターでフォロワーにヘアスタリング剤について意識調査を実施した。
「ヘアスタイリングはしますか?」という質問に対してインスタグラムとツイッター共に約8割のユーザーが「する」と回答。インスタグラムでは「週5回~毎日」と仕事や外出時に使用するという回答が大半を占める中、「週1~ 2回」と週末や休日などに使用しているであろう声も目立った。また、「月に1、2回」とほとんど使用しないという意見も少数ながら見受けられた。
また、ツイッターで行った「どのようなスタイリング剤を使用しますか?」という問いではオイル47.5%、ワックス34.2%、グリース11.7%、ムース 6.6%とオイルが全体の4割以上を占めた。ナチュラルヘアが主流になり、動きの出るスタリング剤から自然な毛流れや質感のアイテムにシフトしているのだろう。一方でクラシックなバーバースタイルが再燃している影響でグリースなどのセット力の強いスタイリング剤も人気だ。
次にツイッターの「スタイリング剤の情報はどこから得ていますか?」という問いには、SNSが41%、サロンが31.8%と口コミから情報を知るという割合が大半を占めた。また、「どこでスタイリング剤を買っていますか?」という問いにはドラッグストア・バラエティーショップが50%と全体の半分を占めており、幅広い製品展開とリピート購入しやすい点から票を集めたようだ。
インスタグラムの「どのメーカー・ブランドのスタイリング剤を使用していますか?」という問いにはヘアオイルやバームで有名な「エヌドット」を展開するナプラが圧倒的な支持を集めた。次いで全身に使えるヘアワックスが代名詞の「ザ・プロダクト」がランクイン。3位に「ミルボン」、4位に「ナカノ」と続き、5位にヘアケアブランドの「ダヴィネス」が続いた。このランキングだけでもどれだけヘアオイルやバームがトレンドなのかが見て取れる。またウェットヘアが引き続き人気な事もあり、「ナカノ」や「ミルボン」でもジェルやグリースなどの製品を使用しているという声も多く上がった
なお、紙面ではインスタグラムアンケートで募集した「スタイリング剤について知りたいこと」に寄せられたユーザーの疑問にサロン向けヘアメーカーのミルボン開発本部商品開発部・瀬野恵介マネージャーと、河嶋希ヘア&メイクアップアーティストが答えてくれている。回答は「WWDビューティ」2020年8月20日をチェック!