日本最大級のファッション展示会「第11回ファッション ワールド 東京 秋」が10月27~29日に東京ビッグサイト 西展示棟で開催される。同展はアパレルやバッグ、シューズ、アクセサリーなどあらゆるファッション商材が世界各国から集まる総合展示会で、今回で11回目。同時開催展を含め 620社が出展(9月18日時点の数字)し、時代のニーズに対応したウイルス・感染対策ゾーンも特設する。
〜新時代のスタンダード〜
サステイナブルフェアを新設
1 / 6
今回は同展示会初となるサステイナブルフェアを実施。自然素材から作った新素材やペットボトルを再利用したダウンなど、エシカルやエコ、リサイクルに関する製品・素材が多数出展する。環境や社会問題に貢献することが求められる中で、新時代のファッションビジネスに対応する商材と巡り合うチャンスだ。
注目のAI・
ファッションテック商材が集結
1 / 4
今やECはファッションビジネスに必要不可欠なチャネルとなった。この市場の拡大やAI技術を活用したシステム開発の発展などを受け、アパレル業界向けのIT・テクノロジーを提案するゾーンも特設する。ブース内ではデモやプレゼンテーションが行われ、実際の利用方法を確認しながら商材を比較・検討できる。
ビジネスヒントが詰まった
充実の無料セミナー
毎回好評の無料セミナーも開催。アパレル事業を立ち上げ、企業成長の立役者となったスノーピークの山井梨沙社長やH&M ヘネス・アンド・マウリッツ・ジャパンでサステイナブルなビジネス運営の一翼を担う山浦誉史サステイナビリティ・コーディネーターらが登壇する。新型コロナウイルス感染拡大という未曾有の状況下で手探りする企業・ブランドも多い中、ファッションビジネスはどのように変化し、どんなニーズが生まれるのかーーこれらのヒントが見つかるはずだ。
「ファッション ワールド 東京」
担当者が語る
リアル展示会の意義と挑戦
コロナ禍でリアルイベントを避ける企業も少なくないが、リアルだからこそ生まれるビジネスもある。同展示会を担当するリード エグジビション ジャパンの菊池孝宏・事務局次長は、「ファッションは、見たり触ったりして初めて価値が分かる商材がたくさんある。また対面でのコミュニケーションも信頼関係を構築するのに重要な要素だ。リアル展示会から新規のビジネスが生まれ、大きく成長する企業をたくさん見てきた。その機会を失ってはいけない。感染症対策を万全にして、みなさまが安心して参加できる環境を整える」と語る。
一方で、オンライン施策にも力を入れており、今回からウェブ上にブースを設けるオンライン来場・商談サービスをスタートさせる。「会場に来られない人でも、気になるブースをクリックして資料をダウンロードできるほか、会場の担当者とチャットでのやりとりも可能になる。デジタル面もアップデートし、より多くの人に商材を届けていきたい」。
構成展示会:アパレル EXPO、バッグ EXPO、シューズ EXPO、アクセサリー EXPO、生地・素材 EXPO、ファッションOEM EXPO
日程:2020年10月27日(火)~29日(木)
時間:10:00~17:00
会場:東京ビッグサイト(西展示棟)
住所:東京都江東区有明3-11-1
ファッションワールド事務局
0570-001-013