繊維商社のヤギと“社会課題を解決するファッションブランド”の「ココ(COXCO)」は、ファッションの大量廃棄問題に向き合うプロジェクトをスタートした。第1弾として、使われることなく倉庫に眠っていたサンプル生地を使ったワンピースとプルオーバーを企画し、クラウドファンディングサイトの「マクアケ(MAKUAKE)」上で9月4~29日に先行販売している。その後は、「ココ」の自社ECサイトで販売する。
4色展開のワンピース(2万3000円)は首元や胸元のドローストリングでサイズやシルエットが調整できるデザイン。6色展開のプルオーバー(1万9000円)はゆったりとしたサイズ感で男女とも着用が可能。どちらも、トレンドに左右されず、長い期間着られるデザインを目指した。生地が限られているため、素材や色などは一部変更になる可能性がある。
「マクアケ」での先行販売期間中は、10%引きで販売予定。その後は、「ココ」の自社ECサイトで販売する。ワンピース、プルオーバーのほかに、廃棄予定の生地やリボンを活用したエコバッグなどもあわせて販売する予定。