「WWDジャパン」は今号から、“ONE WWD”の旗印のもとファッション×ビューティの週刊紙として生まれ変わります。 ビューティ週刊紙「WWDビューティ」は、より保存性とオピニオンメディアとしての価値を高めるベく月刊化しつつ、「WWDジャパン」へも情報をタイムリーにアウトプット。「WWDジャパン」は今後、ファッションとビューティを等価値と捉えてコンテンツをクロスオーバーさせながら発信し、2つの業界の架け橋となるメディアを目指していきます。
さて、「ファッション×ビューティの可能性」と銘打った今回の6ページ特集では、両業界を股にかけて活躍する企業トップやクリエイター、業態などを取材しました。「ナチュラル&オーガニック」のメイクを、ファッションのフィルターを通すことで事業の飛躍につなげたマッシュホールディングスの近藤広幸社長、ルイ・ヴィトン ジャパンなどファッション畑から日本ロレアルに転身し、現在は「シュウ ウエムラ(SHU UEMURA)」のブランドイメージ&エンゲージメントマネジャーを務める有田貴美江氏らが登場します。両業界が交わることで生まれるシナジーや発展の可能性を探りました。
なお本号の表紙を飾った渡辺直美にもインタビュー。「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」と「シュウ ウエムラ」のグローバルアンバサダーを務める、まさに「ファッション×ビューティ」を体現する彼女の「人をワクワクさせたいゴールは同じ」という言葉には、説得力があります。
また、今回の紙面リニューアルでは、各分野の記者が専門分野の知見を生かしてニュースを掘り下げる「フォーカス」のページを新設。見所は「サカイ」の阿部千登勢デザイナーへの独占インタビューです。コロナ禍の中で「私は仕事が大好き」(阿部デザイナー)と改めて感じたという彼女の日常、「サカイ」のデザインとの向き合い方について聞きました。
そのほか、1週間のビューティニュースを起点に識者が業界の展望を語る「ビューティ・インサイト」の第1回に登場するのは、矢野貴久子アイスタイル「ビューティテックドットジェーピー」編集長。米国の女優ジェニファーロペスがコスメブランドを立ち上げたというトピックスを取り上げ、セレブリティーブランドの「本気度」の重要性を語ります。
COVER CREDIT
MODEL: NAOMI WATANABE/
PHOTO:KEIICHI NITTA(OTA OFFICE)/
STYLING: AYANO OHTAKI/
HAIR & MAKEUP: AYAKO SHIMOTAKE