1日8食、ジャンクフード漬けの超不健康児から超健康優良児へと大変身を遂げたフリーアナウンサーの名越涼。およそ15年かけて自らの体で人体実験を繰り返してきた結果、“超絶良かったもの”だけをここで余すことなくお伝えする。今回は炭酸美容について。
あらためてなのだが。炭酸ってすごい、をガチで感じている。ここ数カ月の私といえば炭酸で顔を洗い、体を洗い、炭酸風呂に浸かり、お手入れの最後は炭酸パックで仕上げるといった狂ったような炭酸ライフを送っている。思えば炭酸デビューは確か社会人3年目くらい。地方のテレビ局でアナウンサーをしていたとき、地元の人気タレントさんに炭酸ミストを教えてもらったのがきっかけだった。メイクルームで炭酸を顔に吹きかけてもらって「きゃ!本当だ!右側だけほっぺが上がったぁ〜」なんてきゃぴきゃぴはしゃいでいたあの頃が懐かしい。それからしばらく“炭酸”という言葉すら記憶の遥か彼方へ葬られていたのだが、再び炭酸熱に火がついたのは、友人に薦められたホットアルバム炭酸泉タブという企業の重炭酸タブレット「薬用ホットタブ重炭酸湯(HOT TAB)」がきっかけだった。
お湯に3錠入れると、しゅわ〜っと炭酸ガスが発生し始め、10分も浸かっていると汗がだくだく噴出。その後も体がずっとぽっかぽかで、ふと鏡を見ると「こ、これは透明感じゃないか☆」とびっくり。しかもタブレットに含まれる重曹とクエン酸でお肌柔らか、つるすべになる。お湯に溶け出した重炭酸イオンによって血行が促進されるから冷え性や肩こり、筋肉痛の解消にいいし、自律神経の安定も期待できるのだそう。しかもヨーロッパでは、天然炭酸泉は“心臓の湯”と呼ばれ医療現場でも活用されているほど。すごいぞ、炭酸パワー。すっかりハマったので同社のタブレットを1錠ずつ入れられる即席炭酸シャワーヘッド「重炭酸Bioイオンシャワー」までゲットした。はっはっは。
すごいぞ即席炭酸シャワーヘッド
これね、すごくいい。だって毎日できたての炭酸を直で浴びられるから。全身はもちろん、頭皮を洗っていると“キュッキュ”と音がする(感動)。頭皮にこびりついた汚れもするんって落としてくれるので、心なしか頭皮が白くなった気がする。どんなに好きでも頭皮から漂うおいにーがどいひー(訳:においがひどい)だったら100年の恋も興ざめだからな。(自分に言い聞かせる)これ、超絶おすすめだからぜひ使ってみてほしい。
手作り炭酸パックがコスパ最高
さて、お風呂から出てお手入れの最後に登場するのが炭酸パック。この数カ月あれこれ試した結果、コスパが最高によいと感じたのは、なんと手作りの炭酸パックだった。正直、手作りって市販のものに比べると効果はそんなに期待できないと思っていたのだが、なかなかやりよる……!しっかりパチパチと刺激があるし、たっぷり顔にのせられるし、何より安い。毎日使えるという喜びの極み。そんな炭酸パック生活を始めて3カ月、明らかに変わってきたのは肌の明るさとキメ。そして柔らかさ。触ると、ふわふわって感じなのだ。顔がむくみにくくなり、目もちゃんと開くようになったからか、「痩せた?」と聞かれることも増えた。きゃっ♡(どんだけむくんでたんだよ)
とにかく至れり尽くせりの炭酸ライフ。夏の疲れが肌や体に出やすいこの時期、炭酸でいったん自分リセットして気持ちよく秋を迎えたい。
健康メモ
レッツ手作り!炭酸パック
材料:キサンタンガム(2g)、グリセリン(10g)、精製水(40mL)、重曹(食用)(10g)、クエン酸(食用)(5g)
作り方
1、キサンタンガムとグリセリンを混ぜ、精製水を入れる。とろとろになるまで混ぜる
2、そこに重曹を入れ、均一になるまで混ぜる
3、最後にクエン酸を投入。すぐに炭酸ガスが発生するので、さくさく混ぜて手早く肌にのせる
4、20分ほど放置。ヘラなどでパックをとって、洗顔。いつものお手入れへ
一般的に1回1500円〜2000円する炭酸パックがなんと70円(!!)で作れてしまうのだ。