ファッション

キム・ジョーンズが「フェンディ」ウィメンズのアーティスティック・ディレクターに 「ディオール」メンズは継続

 キム・ジョーンズ(Kim Jones)が「フェンディ(FENDI)」のウィメンズをデザインする。肩書はオートクチュール、レディ・トゥ・ウェア、およびファーのアーティスティック・ディレクターで、シルヴィア・ヴェントゥリーニ・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)と協働する。また、「ディオール(DIOR)」のメンズ・アーティスティック・ディレクターは継続する。

 シルヴィアは、2019年2月にカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)の死後、単独で「フェンディ」のデザイナーを務めてきた。キムの「フェンディ」での初仕事は2021-22年秋冬ウィメンズコレクションで、21年2月のミラノ・ファッション・ウイークで発表する。

 キムは「格調高い2つのメゾンでデザイナーとして仕事ができることはとても名誉なことだ。『ディオール』メンズでの仕事を継続しながら『フェンディ』にも参加できることは最高の栄誉だ」とコメントしている。

YU HIRAKAWA:幼少期を米国で過ごし、大学卒業後に日本の大手法律事務所に7年半勤務。2017年から「WWDジャパン」の編集記者としてパリ・ファッション・ウイークや国内外のCEO・デザイナーへの取材を担当。同紙におけるファッションローの分野を開拓し、法分野の執筆も行う。19年6月からはフリーランスとしてファッション関連記事の執筆と法律事務所のPRマネージャーを兼務する。「WWDジャパン」で連載「ファッションロー相談所」を担当中

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