「オニツカタイガー(ONITSUKA TIGER)」は9月10日に、NYを拠点に活動するアーティストのブライアン・ケニー(Brian Kenny)とのコラボコレクションを発売する。アパレルは「オニツカタイガー」表参道店と公式オンラインストアで、スニーカーは両ストアに加えて渋谷店や名古屋店などで扱う。
同コレクションは、古着をカットしてパーツを作り、自由に組み合わせ、それをアートに落とし込んだケニーの作品をインスピレーション源に製作。ポップカルチャーを彷彿させるパッチワークアイテムが中心だ。ただ組み合わせるだけではなく、不規則なステッチワークをランダムに配置したり、古着のプリントをあえてデザインに落とし込んだりした。特に生地にこだわり、パーツごとに作品と同じ生地を探すとともに、100以上のパーツを分解し、作品と同じ場所に同じパーツを並べる、マニュアル作業を経て生地を作り上げた。またパーツの配置は、「オニツカタイガー」のクリエイティブ・ディレクターであるアンドレア・ポンピリオ(Andrea Pompilio)が考案した。
アイテムは、キルティングやナイロンなどのファブリックをミックスし組み合わせたミリタリージャケットや、質感の異なるナイロン同士を掛け合わせたダウンジャケットのほか、トラックジャケット・パンツ、タンクトップ、スニーカーなどをそろえる。ネオンやライトグリーンなどのヴィヴィッドカラーから、ネイビーやブラックまでさまざまなカラーで構成した。さらにコレクションピースには、1970年代のトレーニングウエアに使用されたブルーとレッドのクロウストライプを配した。