ラグやインテリア雑貨を販売する「スタジオ・ザ・ブルー・ボーイ(STUDIO THE BLUE BOY以下、ブルー・ボーイ)」から、新作ラグ“ゼン ガーデン コレクション”が登場した。「ブルー・ボーイ」のオフィシャルECサイトでは10月23日発売だが、それに先駆けて伊勢丹新宿本店5階センターパーク(以下、伊勢丹)で9月16~29日に同コレクションの先行受注を行う。日本庭園からインスパイアされたラグはマッチャ・ディープ・グリーンとチャコール・グレーの2色で、グラデーションで枯山水の波紋を表現している。一枚一枚京都の職人の手で仕上げられるラグの価格は各32万9000円。
「ブルー・ボーイ」のアートディレクションを手掛ける正田啓介は「禅とは心の声を聴くこと。このラグには禅の教えや自分自身の思いを込めた」とコメント。イメージビジュアルの撮影にもこだわり、京都の退蔵院と都内のハウススタジオの2カ所で行った。「枯山水で撮影したいと思っていたら、夢がかなった。都内のハウススタジオは建築家の納賀雄嗣氏が1978年に設計したもので、建築家ル・コルビュジェ(Le Corbusier)の従兄でやはり建築家のピエール・ジャンヌレ(Pierre Jeanneret)の家具があると知ったから選んだ」と正田。ジャンヌレに興味を持ったのは6~7年前。ビンテージストアで見つけて欲しいと思ったが、当時は高すぎて購入できなかったという。
伊勢丹の会場でも、新作ラグとともにジャンヌレによるチェアとスツールを展示する予定だ。