「WWDビューティ」は8月21日、U-25の女性から圧倒的な支持を得るインターネットメディア「MERY」とタッグを組み、オンラインイベント「ビューティ フェス2020」を開催した。国内外のビューティの最新情報を発信する「WWDビューティ」と、“かわいくなりたい”という気持ちに応えるコンテンツを届ける「MERY」。ユーザーの雰囲気が異なる異色の組み合わせにも思えるが、“今より素敵な自分になるために美容を楽しむという気持ちは同じ——コロナ禍を経てビューティ業界もメディアも今こそ協力し合って新しい発信をしたい”、という共通の思いから2媒体のコラボが実現した。それぞれの公式ユーチューブチャンネルとインスタグラムアカウントから生配信した。
前半は、「MERY世代のリアルとネクストトレンドを知る6つのキーワード」と題し、「MERY」編集部の水戸伊毬と「WWD JAPAN.com」編集長の村上要によるディスカッションが行われた。「MERY」はコロナ下を生きるMERY世代の価値観の変化から“シンデレラノート””毛穴ケア””SDGs”というワードを、「WWDビューティ」は海外のビューティ情報や新ブランドに見る新しいトレンドから、“アイビューティ””アンチポリューション””クリーンビューティ”というキーワードを挙げ、トークを繰り広げた。村上編集長は「上の世代になるとコロナ禍に対し悲壮感をにじませてしまうが、若い世代は楽しく前に進もうとしている。ビューティにも積極的に向き合おうとするMERY世代の価値観を学びながら美容業界を進化させていきたい」と語った。
後半は女優・モデルの内田理央を迎えて“自分磨きこそ私らしさを知るということ”をテーマにトークセッションを行った。内田は日頃から取り入れている美容法について語った上で、心身をヘルシーに保つ秘訣として「頑張り過ぎない自分を認めてあげることも必要だと思う」と、視聴者へメッセージを送った。
続いて、「MERY」編集部「WWDビューティ」編集部と「MERY」編集部によるクイズ対決を実施。「MERY」からは、“ハニルメイク”やトレンドの加工フィルター“雲フィルター”について問いが出され、村上編集長が不正解という場面も。「同じビューティトレンドでも世代によってこんなにも違う」と盛り上がりをみせた。
続いて、美容家の神崎恵とモデルの上西星来が登場。神崎が美肌づくりのために何十年も欠かさず続けていることの一つとして“酵素洗顔”を挙げ、「スイサイ(SUISAI)」の“ビューティクリア パウダーウォッシュN”などを紹介。根を詰めてスキンケアをしてきたわけではないが自分の肌をポジティブに捉えられるのは酵素洗顔の力が大きい、とその実力に太鼓判を押した。
最後は、目元プロデューサー垣内綾子とモデル優津希を迎えて目元ケアに関するプログラムを行った。「髪の毛と同じようにまつげも特別なケアが大切。まつげ美容液をぜひ使ってほしい」と語り、“スカルプDのまつ毛美容液プレミアム”を用いた正しい塗り方などを伝授。日頃から行う目元ケアの大切さについて伝えた。