「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」はこのほど、東京国際クルーズターミナルで2021年春夏メンズ・コレクションのランウエイショーを行った。今シーズンはパリを出て世界の各都市を巡回しながら新作を発表しており、東京でのショーは8月に中国・上海で開催したショーに続くもの。
ショーには俳優の斎藤工や清水尋也、モデルのUTAが出演。招待客はブランドアンバサダーの岩田剛典や広瀬すず、市川海老蔵に加え、JO1やNIGO®︎らブランドと所縁の深いセレブリティーも数多く来場した。岩田は「ショーがスタートするなりすぐにその世界観に引き込まれて、デザイナーであるヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が表現するワンダーランドの世界に連れて行ってもらえました。音楽、映像、演出のどれをとっても高揚感をあおられました。ヴァージルの幼少期からのインスピレーションを落とし込んだアイテムはとても挑戦的で遊びが効いていましたね。ショーのフィナーレを締めくくる、日本の夏の風物詩でもある花火の演出は会場からも思わず声が出ていました。ファッション業界にとって新しい時代の幕開けを感じさせる、ダイナミックなショーでした」とコメント。
広瀬は「『ルイ・ヴィトン』のショーはいつかパリで観られたらなと思っていたのですが、まさか東京でその体験ができるとは思ってもいませんでした。スケールや臨場感に驚きました。その雰囲気に酔うことができるのはとても素晴らしいことではありますが、私は表現者としてどこか客観的に物事を見てしまう部分もある気がしています。ですが、このショーではそんな事を忘れて、ただただ見入ってしまう目が離せないものでした。こうしたものを生み出すことは、とても大変な創作だと思います。そういった特別な世界を目の前で拝見できたことはとても刺激的でした」と語った。