素材大手の小松マテーレは、コロナウイルスに効果を発揮する秋冬向けマスク“ダントツマスクール あたたかめ”“ダントツフィットインナー あたたかめ”を発売し、16日18時から公式オンラインサイト「ユニリンク」で予約受付を開始する。ナイロンとポリウレタン製のトリコットニットであるため洗濯して繰り返し使用が可能。価格は“ダントツマスクール あたたかめ”が1枚1800円、“ダントツフィットインナー あたたかめ”が3枚セットで900円。
同社が開発した新素材“エアロテクノ”を用いることで、2時間でコロナウイルスの感染能力の99.9%低減を実現した(NPO団体バイオメディカルサイエンス協会による試験によって証明)。また、保温率を60%以上高める効果があり、市販の不織布マスクと比べて“ダントツフィットインナー あたたかめ”の使用により1.5℃、“ダントツマスクール あたため”とセットで使用すると6℃高まるという結果が得られたという。加えて、吸放湿性の高い素材を用い、形状記憶ワイヤー付きにすることで眼鏡の曇り防止効果もある。そのほか、“ダントツマスクールあたたかめ”にはムレ防止、消臭、洗濯耐久、抗菌防臭、花粉カット、UVカットの機能も持たせた。“ダントツフィットインナー あたたかめ”には、抗ウイルス効果と消臭効果を持たせた。主な口臭成分である硫化水素とメチルメルカプタンについて20分で99%、ジメチルサルファイドについては20分で濃度半減の消臭効果を発揮する。
“エアロテクノ”使用商品はマスクから始めて、カーテン、インテリア関連、ユニホーム衣料、病院介護用資材、車両内装材、生活資材などに広げ、3年後に販売規模15億円を見込む。