「マックスマーラ(MAX MARA)」は、イタリアのアイウエアメーカー、マルコリン(MARCOLIN)とアイウエアのライセンス契約を11月1日付で締結する。契約期間は5年間。マルコリンとの最初の商品は、2021年春夏ミラノ・ファッション・ウイーク中の9月24日に行われる「マックスマーラ」のコレクションショーで披露される予定だ。
イアン・グリフィス(Ian Griffiths)「マックスマーラ」クリエイティブ・ディレクターは「『マックスマーラ』は、最高のクオリティーを絶えず追求することで、女性たちの気持ちに高揚させ、さまざまなシーンで輝かせることに努めている。高品質を生み出す秘訣は、モノ作りのプロセスにおける必須要素として一つ一つのテクニックにこだわることだ」と話し、マルコリンの技術力とデザイン力にも信頼を置いていることを述べた。
「マックスマーラ」は、サフィロ(SAFILO)と1997年から続いたライセンス契約に終止符を打ち、23年12月31日までの予定だった契約を前倒しして今年10月31日をもって解除する。マックスマーラ ファッション グループの「スポーツマックス(SPORTMAX)」と「マックス アンド コー(MAX & CO.)」も昨年、マルコリンとライセンス契約を結んだ。マルコリンはそのほか、「トム フォード(TOM FORD)」「モンクレール(MONCLER)」「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)」など約30のライセンスブランドを手掛けており、LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)との合弁会社ティリオス(THELIOS)を17年に設立した。日本の総代理店は、ヴィジョナイズ。