東京ブランド「スポークンワーズプロジェクト(SPOKEN WORDS PROJECT)」は9月22日に、2021年春夏コレクションを2時間に及ぶファッションショー「YATO~神話における女龍とその衣装~」としてオンラインで配信する。影絵師の川村亘平斎氏とミュージシャンの幸町バグパイプクラブの7人のメンバーとコラボレーション。8人の演者の衣装をデザインする。衣装は、「スポークンワーズプロジェクト」の真骨頂であるスクリーンプリントや染色が施されており、同時に1枚のフラットなスクリーンにもなるため、影絵師である川村氏の操る影絵の舞台にもなる。飛田正浩デザイナーは「このご時世にファッションが出来ることやるべきことを考えた。いにしえからの教えや災難時の人々とその心、奉納の意味での衣装、芸術と人々、民俗学と流行などをテーマに織り込んだ」という。
ショーは、東京・町田市の簗田寺で毎年開催される縁日「YATOの縁日」に、同ブランドが参加する形。ライブ中継は「YATOの縁日2020」のユーチューブとインスタグラム(@yato500net)のアカウントのほか、栄町バグパイプクラブのメンバーのアカウントで中継される。なお、「YATOの縁日」会場での一般公開は行わない。