カシオ計算機は9月24日から30日まで、新作発表の場として特設サイト「CASIO 2020 AUTUMN & WINTER WATCH COLLECTION」をメディア向けに公開する。樫尾和宏社長は「ウィズコロナ時代の新たな試み。リアルな展示会さながらに情報を提供したい」と話す。
同社の持つ「G-SHOCK」「BABY-G」「オシアナス(OCEANUS)」「プロトレック(PRO TREK)」「エディフィス(EDIFICE)」「シーン(SHEEN)」の2020年秋冬の新作情報に加えて、各ブランド担当者のインタビュー動画も公開する。画像や資料もダウンロードでき、24、25日には開発担当者によるウェビナーをZoomで開催する。特に25日15時からは登山家の竹内洋岳をゲストに迎え、「プロトレック」開発担当者と共にトークセッションを行う。いずれのウェビナーでも質疑応答の時間を設ける。
カシオ計算機は例年2月と9月に国内で展示会を行っており、今回の特設サイト開設は9月の展示会に代わるもの。広報担当者は「次の2月については未定。社会状況を見ながら判断する。また今後は英語などによるグローバル版の公開も想定する」と述べた。
同社はこれまで、スイスで開催される世界最大の時計見本市「バーゼル・ワールド(BASEL WORLD)」に出展してきたが、コロナショックとは関係なく2020年は不参加を決定していた。