ファッション

「オッジ」が雑誌の世界観を体験できる公園を日本橋三越にオープン ヨガ教室や美術セミナーを実施

 小学館の女性ファッション誌「オッジ(Oggi)」は9月25日~11月8日、日本橋三越本店屋上の「日本橋庭園」で、ヨガ教室やセミナーなどを開催するスペース「オッジ・パーク」を開いている。「『オッジ・パーク』は構想2年。創刊28周年を迎えた『オッジ』ブランドを、紙面やウェブとは異なる形で世の中の女性に発信したいと考えていた」と、同誌の塩谷薫編集長。オープニングイベントには、9月28日に発売する11月号から同誌専属モデルとなる滝沢カレンも登場した。

 塩谷編集長は、「キャンキャン(CanCam)」編集長時代にナイトプール企画を成功させている。今回の「オッジ・パーク」も、雑誌のブランド力を生かした事業企画の一つだ。期間中の金、土、日曜にはヨガや座禅のワークショップをチケット予約制で実施し、美術品に強い日本橋三越本店らしい企画としては、山田五郎による「知識ゼロからの西洋絵画入門」といったセミナーも予定している。また、10月に同店で行われる「ロエベ(LOEWE)」のイベントとも連動する計画があるという。

 期間中は、地下1階食品売り場の「グリル満点星」など、人気店舗による限定メニューも屋上で食べることが可能。オープニングイベントに登場した滝沢カレンは、「新型コロナで遠くに行くことはなかなかできないが、ここは空が近く、緑もあって都内なのに都内ではないみたい」とコメント。また、牧野伸喜・日本橋三越本店長は「屋上は日本橋三越本店にとって特別な場所。コロナで来店客数は減っているが、『オッジ・パーク』は近隣で働く女性をはじめ、さまざまなお客さまに喜んでいただける場所になると期待している」と話した。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。