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しまむら、中国の全6店舗を閉店へ コロナで見通し立たず

 しまむらは28日、中国で展開する全6店舗を閉店すると発表した。新型コロナウイルスの影響で今後の業績回復は困難と判断した。上海を拠点に展開する店舗を9月から11月かけて順次閉める。鈴木誠社長は「中国市場をあきらめたわけではない。会社の機能(中国子会社)はそのまま残し、コロナ終息後には再出店したい」と話す。

 中国事業は同社の100%子会社である飾夢楽(上海)商貿有限公司が、日本の「ファッションセンターしまむら」に相当する「飾夢楽(しむら、英表記はSHIMALA)」の出店を2012年から開始し、16年2月期には14店舗まで増やしていた。だが採算が合わず、近年は退店が続いていた。19年2月期の11店舗・売上高5億4900万円が、20年2月期には1月に発生したコロナの打撃もあって8店舗・3億4700万円になっていた。

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