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コロナ禍でも富裕層の購買意欲に変化なし! インバウンドは消えても6~7月の百貨店特選は堅調

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 「WWDジャパン」は、毎シーズン恒例となっている全国有力店を対象にした商況アンケートを2020年春夏も行った。コロナ禍で多くの商業施設が休業を余儀なくされたことから、今季は6~7月期間で調査を実施(例年春夏は1~6月)。近年の百貨店売り上げをけん引してきた免税売り上げが消失したことで大苦戦との声が集まるかと思いきや、特選カテゴリーに限っては、国内富裕層に支えられて堅調な動きが目立つ。休業明けの“リベンジ消費”で、6~7月の特選売り上げは前年同期比2ケタ増という驚きの店舗もあった。8月以降はやや勢いが落ちているが、「富裕層の消費は今後も心配はない」との声が多数。ここでは、有力店からあがった6〜7月の高額品消費の注目傾向を振り返る。(この記事はWWDジャパン2020年9月21日号からの抜粋に加筆しています)

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特需つかんだ「ロエベ」と「ディオール」、「グッチ」「バレンシアガ」には黄信号

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