スパ・エステティック業界で、卓越した手技や接客術を持ち話題を集めている“ゴッドハンド”が、1分間でできるセルフエステを動画でレクチャーする当連載。第2回は、昨年行なわれたエステ業界最大級のコンテスト「エステティックグランプリ」の顧客満足サロン部門でグランプリを受賞した山崎有香「メディカルサロン Dr.いろは」代表兼エステティシャンが、“マスク荒れ”により生じるニキビの簡単なケア方法を紹介する。
花粉症の人は特に注意が必要
ビューティの観点からも最近注目されているのが“マスク荒れ”。山崎代表によると、秋には稲科の花粉が多く飛散する傾向にあるため、花粉症の人は特に注意が必要だという。「花粉のアレルギーで肌が敏感になり、バリア機能が低下してしまうため、マスクによる摩擦の影響を過度に受けてニキビができやすくなる。また、摩擦に加えてマスク内は蒸れて雑菌が発生しやすいので、ニキビが炎症を起こしてしまうケースも少なくない」。
絆創膏と“マキロン”で簡単ケア
そこで、ごく簡単にできる“マスクニキビ”ケアとして、絆創膏と、洗浄・消毒ができる“マキロン”を使ったケアを提案。「絆創膏の傷口に当てる部分に“マキロン”を1滴だけ垂らし、それをニキビに当てて貼る。そうすることで摩擦や雑菌による炎症を抑えることができる。絆創膏にも雑菌を防ぐ効果はあるが、マスクの中だとそれだけでは不安なので、“マキロン”を使うとより効果的。絆創膏を貼っても、上からマクスをするので外からは見えない」と話す。
山崎氏が代表を務める「メディカルサロン Dr.いろは」では“細胞教育フェイシャル”と呼ばれる、マッサージと化粧品と機器を組み合わせて、肌の活性化を導くメニューが一番人気。使用する化粧品には徹底的にこだわり、常により良い商材を探していて、現在は再生医療に関する医療技術の研究開発を行っているサイセイが提供する、幹細胞培養液を導入している。
■メディカルサロン Dr.いろは
住所:東京都港区麻布台3-2-8
営業時間:11:00~18:00
定休日:月曜日