「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は10月30日に、気鋭の現代アーティスト6人とコラボレーションしたハンドバッグ“カプシーヌ(CAPUCINES)”の新作コレクションを各モデル200個限定で発売する。
コラボレーションアーティストは、ブラジル出身のベアトリス・ミリャーゼス(Beatriz Milhazes)、フランス出身のジャン・ミシェル・オトニエル(Jean Michel Othoniel)、アメリカ出身のジョシュ・スミス(Josh Smith)とヘンリー・テイラー(Henry Taylor)、中国出身のリウ・ウェイ(Liu Wei)とザオ・ザオ(赵赵)。
ミリャーゼスはブラジルを代表する画家で、18種類のレザーを加工し、寄木細工の技法を用いた美しい仕上げの“カプシーヌ”にシリコンジェルを注入した金箔と浅浮き彫りのピースサインを施した。オトニエルは手織りのラフィアヤシをベースに、上部にはブラックサテンシルクの手刺しゅうによる縁飾りをあしらった。3つの大きな樹脂ビーズのチャームがアクセントになっている。ニューヨーク在住のスミスは、キャンバス素材をベースにシグネチャーのネームペインティングを施した。カリフォルニア出身のテイラーは、最先端技術のレーザープリントと伝統的な寄木細工の技術を組み合わせ、黒人アーティストでLAのアンダーグラウンドミュージアムの設立者であるノア・デイヴィス(Noah Davis)のポートレートを大胆に描いた。北京在住のウェイは、ベネチア・ビエンナーレ(Venice Biennale)で展示された自身の大規模インスタレーション「Microworld(微視世界)」をもとに、5種類の銀色のレザーを用いて作品を再現した。ザオは自身の彫刻作品に着想を得て、5種類のレザーをレーザーカットした353枚の小さなパッチを組み合わせたパッチワークパターンを施した。