10月末の恒例行事として、日本でもすっかり定着したハロウィン。特に、渋谷は仮装してハロウィンを楽しむ人たちのメッカとして、毎年非常に多くの人を集めている。ただし、コロナ禍の今年は感染拡大への懸念から、渋谷区が来街自粛を呼び掛け。渋谷区公認の配信プラットフォーム「バーチャル渋谷」はリアルなハロウィンイベントに代わる存在として、10月26~31日にバーチャルイベント「バーチャル渋谷 au5G ハロウィーンフェス」を開催する。
バーチャルイベントを主催するのは、KDDI、渋谷未来デザイン、渋谷区観光協会を中心としたバーチャルハロウィーン実行委員会。KDDI、渋谷未来デザイン、渋谷区観光協会の3者は、次世代移動通信システム5Gを用いて渋谷の街を盛り上げる渋谷5Gエンターテイメントプロジェクトを立ち上げており、ハロウィンイベントもその一環だ。長谷部健渋谷区長も、「この規模のバーチャルイベントに渋谷が挑戦することで、ニューノーマル時代に向けた新たな観光やイベントのモデルケースを発信していきたい」とコメントしている。
「バーチャル渋谷」内のハロウィンイベントでは、参加者は自身のアバターを仮装させることができ、「自宅で“3密”を避けながら渋谷らしいハロウィンを楽しむことができる」(広報担当者)。また、きゃりーぱみゅぱみゅ、アイドルグループのBiSH、お笑い芸人の和牛らがライブを実施し、ほかにも参加型ゲームやフォトスポットなども企画するという。