ファッション

「リーボック」の筆文字や盆栽の刺しゅうも 「ヨシオ クボ」コラボの和風“ポンプフューリー”と“クラブ シー”

 「リーボック(REEBOK)」は、メンズブランド「ヨシオ クボ(YOSHIO KUBO)」とコラボレーションしたスニーカーを10月9日に発売する。モデルは“インスタポンプフューリー YKGF(INSTAPUMP FURY YKGF、2万2000円)”と“クラブ シー 85 YKGF(CLUB C 85 YKGF、1万5400円)”の2型。サイズは22〜31cmをそろえる。

 両モデルには、久保嘉男「ヨシオ クボ」デザイナーが自身のブランドでも昨今こだわっている、日本の伝統文化の要素を融合している。右足のヒール部分に刺しゅうされたカタカタの“リーボック”の文字は久保デザイナーの父親が筆書きしたもの。墨汁ならではの深みのある黒をスニーカーで表現するため、アッパーやソールなどにも墨汁がはねたようなグラフィックをあしらっている。ほかにも左足のヒール部分に盆栽を刺しゅうしたり、久保家の家紋をポンプ部分にプリントしたりと、久保デザイナーのパーソナリティーを通じて無二の和のムードを盛り込んでいる。

 久保デザイナーは2モデルについて「“インスタポンプフューリー”は革新的なデザインのシューズ。墨汁のもつさまざまな黒の表情がその強さを引き立てるデザインを意識した。“クラブ シー”は墨汁の水たまりを踏んだかのようなドリッピングが特徴。シューズ本来の魅力を生かし、削ぎ落としたデザインに仕上げている」とコメントした。

 「リーボック」と「ヨシオ クボ」の公式オンラインショップをはじめ、リーボックストア 渋谷やリーボック クラシックストア、ミッドウエスト、ラブレスで販売する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。