ファンケルは10月20日、化粧品会社ならではの新発想で開発した着るタイプの化粧品「着るモイスチャライザー」シリーズを発売する。ラインアップは“七分丈”(3345円)、“レギンス”(3618円)、“フェイスマスク”(1200円※価格は全て編集部調べ)の3種で、販路は通信販売。“フェイスマスク”のみ直営店舗でも数量限定で販売する。
同社の保湿化粧品にも使用しているセラミドやコポリマーを組み合わせて、微細なカプセルにした高保湿化粧品成分“セラミドヴェール”をコーティング(保湿成分を含んだカプセルの付着によるもの)したオリジナルの繊維を開発。直接肌に触れることで“第2の皮膚”のような働きをし、肌の水分量を調整しながら潤い肌に導く。
着るだけで手軽に乾燥対策ができ、すべすべの滑らかな肌に整える。保湿成分が繊維の奥まで入り込むので、洗濯後も保湿効果は持続する(50回の洗濯試験済み)。
開発理由に関して、「ボディーケアに対して“背中など部位によってケアがしにくい”“顔のスキンケアに比べて手間がかかって面倒”といった不満や、“手軽にボディーケアがしたい”“日中や寝ている間など一日中乾燥対策をしたい”というニーズがあった。そこで、それらの不満を解消しながらニーズに応える製品として、保湿効果のある“着る化粧品”の開発に至った。40年間の敏感肌研究を続けてきた当社の技術力で、高保湿化粧品成分をコーティングしたオリジナルの繊維を開発し、着用するだけで肌の保湿が持続できる肌着やマスクを実現できた」と同社担当者はコメントした。