紙面紹介

コロナ禍の現地取材で見えた“パリコレ”の価値 2021年春夏コレクション続報

 「WWDジャパン」10月19日号は2021年春夏コレクションの続報です。コロナ禍でデジタルシフトが進んだコレクション発表ですが、ミラノとパリではそれぞれ20ブランド前後がリアルショーを開催。誰もがインターネットを通じて同じものを見られる今、リアルショーを開催することにどんな意味があるのか?私たちはリアルショーを情熱の“増幅装置”だと考え、現地取材した全19ブランドにフォーカス。それぞれの演出やクリエイション、そしてリアルショーの価値に迫ります。8月から月一で掲載しているサステナビリティ特集では、透明性とトレーサビリティーに着目。先進企業の実例をもとに、それらが重要な理由を考えます。「フォーカス」ではストリートの祭典として知られる「コンプレッスクコン」のデジタル化や、若手起業家が活躍するフェムテック市場などを取り上げました。

 コレクションの特集では、現地取材を敢行したジャーナリストの率直な感想や、デザイナーたちのコメントも掲載。ブランドとメディア双方の立場から、現代におけるコレクション発表のあるべき姿を考えます。表紙では、特に象徴的だった「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」をピックアップしました。裏表紙の人気連載「ファッション パトロール」では、デジタル中心だったファッション・ウィークの超アナログなインビテーションを紹介します。

CONTENTS

FEATURE

  • コロナ禍の現地取材で見えた“パリコレ”の価値

EDITOR’S VIEW

  • リアルorデジタルではない。自分事化できるか否かだ

FOCUS

  • ユニクロが初の“服から服へ”循環型商品を開発 カギを握るは東レのリサイクルダウン工場
  • コロナ禍でコンベンションが開催中止に。窮地に陥る「コンプレックスコン」がデジタルシフト バーチャルコン「コンプレックスランド」で熱狂は生まれるか
  • 身体と健康について考えるきっかけをあたえる 若手起業家が活躍するフェムテック
  • 手首の上の“小さくも偉大な一歩”の意味 時計業界もサステナビリティに本腰

SERIES

  • Beauty Insight:Vol.7 女性役員、多いと好業績 多様性がもたらす意思決定の透明化
  • アトモス社長・本明秀文のスニーカーライフ:Vol.63 ニューノーマルの志
  • リシュモン ジャパン三木社長の熱血ファッション塾:12時限目 ファッションメディア不要論「時代の変化に対応せよ!」
  • 菅付雅信「不易と流行のあいだ」:Vol.22 ファッション・ピープルのロケーション(後編)

FASHION PATROL

  • 傾向は“手を動かす参加型” デジタル・コレクションの招待状は超アナログだった!

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最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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