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TOKYO BASE3~8月期は最終赤字3億円 通期では黒字確保へ

 セレクトショップ「ステュディオス(STUDIOUS)」などを運営するTOKYO BASE(谷正人・最高経営責任者)が、未定としていた2021年2月期通期の連結業績予想を公表した。売上高は前期比2.9%減の148億円、営業利益は同76.8%減の3億円、純利益は同91.4%減の8000万円の見込み。

 同時に発表した3~8月期連結業績は、売上高が58億円、営業損益が1億8500万円の赤字、純損益が3億900万円の赤字だった(前年同期の参考値は売上高68億円、営業損益が5億8400万円の黒字、純損益が4億3000万円の黒字。前年同期は非連結だったため比較不能)。4~5月は国内45店で臨時休業。営業再開後もインバウンド(訪日外国人)売り上げの減少は続いている。

 3~8月のECを含む業態別売上高では、基幹の「ステュディオス」が前年同期比(参考値)23.6%減、SPAの「ユナイテッド トウキョウ(UNITED TOKYO)」が同8.2%減、同じくSPAの「パブリック トウキョウ(PUBLIC TOKYO)」が同0.2%増。一方で、同社は出店も加速している。「ステュディオス」の中国本土2店舗目の深圳店、「ユナイテッド トウキョウ」「パブリック トウキョウ」それぞれで中国本土初店舗となる北京店を出店するなど、3~8月期間中に国内外で5店を新規出店し、既存店の大幅増床リニューアルなども実施した。

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