ポーラ・オルビスグループの“化粧文化”に関する研究活動を行うポーラ文化研究所は10月20日、平成30年間の美容や文化をまとめた書籍「平成美容開花」(1500円)を発行する。30年間の女性誌の美容記事から読み解いた独自分析や同所が長年実施する美容意識調査のデータ分析などを掲載している。
同書は社会が激動したといわれる平成の30年間で、大きく変化した美容意識について独自の視点でまとめたもの。30年間の女性誌の記事からデータベースの作成や、“アムラー”“モテ”など平成の代表的なヘア&メイクを再現、イラストでたどる平成メイクなどを掲載するなどして流行や変化を体感することができる。
ポーラ文化研究所は1976年設立。化粧を美しさの文化としてとらえ、学術的に探究することを目的に、日本と西洋の文化を中心に“化粧文化”に関わる資料の収集と調査研究を行っている。