マッシュビューティーラボは、食やコスメのセレクトショップ「ビープル バイ コスメキッチン(Biople by CosmeKitchen)」で取り扱う新商品を紹介する展示会「ビープルフェス(BIOPLE FES)」を10月8、9日に開催した。11回目となる今回は、“With your five senses~研ぎ澄ます、新しい時代~”をテーマに、五感にフォーカスした約50ブランドを集めた。毎回、1500〜2000人のメディア関係者やモデル、インフルエンサーなどが来場するが、今回は密を避けるために招待客を減らした結果、来場者は1000人だった。一方で、来場できない人に向けて、インスタグラムで青木源太フリーアナウンサーによる現場リポートや著名人によるトークショーのライブ配信を行いイベントを盛り上げた。
会場は4つのコーナーで構成。一つ目は今回初めて集積して打ち出す、デリケートゾーンやセクシャルウェルネスに着目したフェムテックコーナー。「フェスを通じて、コンタクトポイントが少ないフェムテックの重要性を打ち出せたら」と椋林裕貴マッシュビューティーラボ副社長。ほかのコーナーよりも広いスペースを確保し、現代女性が抱える問題点や生理ナプキンの情報などをパネルボードで掲げ、来場者の興味関心を喚起した。ブランドは、吸水ショーツを打ち出す生理用品ブランド「ナギ(NAGI)」や膣トレグッズを展開する「エルビー(ELVIE)」、日本初上陸となるフェミニンケアソープを展開する韓国発の「セイブ(SAIB)」などが出展した。
二つ目は、五感を研ぎ澄まし、第六感を磨くことを提案するクリーンエナジーのコーナー。“浄化”効果を期待できるブランドが集結。浄化の力を持つといわれる水晶を入れた風呂用のバスチップを発売するボタニカルプロダクトブランド「フォートメント(FORETMENT)」や、純度の高いクレイを展開する「アロマフランス(AROMAFRANCE)」、ペルーの塩田で作られた“インカ天日塩”などを紹介した。また、会場の入り口には“空間を浄化”するために、塩を敷き詰めた上に置かれた多くの水晶が来場者を出迎えた。椋林副社長は、「新型コロナの影響もあり、物欲から幸福度について考える人が増えている」と話す。
三つ目は、“温めと巡り”を訴求するウォームルーティンのコーナー。遠赤外線効果のある光電子繊維を使った冷えやむくみに着目したアイテムを展開する「イウミー(EUME)」をはじめ、インナーケアでは、医薬品メーカーの金陽製薬と「ビープル」がコラボした和漢ドリンクや、日本コカ・コーラが展開する小腹を満たす飲料「ゴーグッド(GO:GOOD)」からは、キッコーマンが監修した“和だし”ドリンクを紹介した。
四つ目は、冬を快適に過ごすために、ポイントケアなどの商品を紹介するコーナー。「琉白(RUHAKU)」は、日本で初めて製品コスモスエコサート認証を取得した国産のシートマスクをお披露目した。さらに、タブレットタイプのCBDを展開する日本初上陸の「タブレッツ シービーディー(TABLETZ CBD)」も初出展し、注目を集めた。
会場では、「ビープル バイ コスメキッチン」とのコラボアイテムや限定商品、同店先行の商品を多く紹介していた。