2010年、雜誌「セブンティーン」(集英社)のオーディションでグランプリに選ばれ、専属モデルに。女優としても、映画やドラマにも出演。映画「チョコリエッタ」やドラマ「テディ・ゴー!」では主演を務めるなどその演技力でも注目されている女優・森川葵。人気コミックス「監獄学園」(講談社)の実写ドラマに裏生徒会書記・緑川花役で出演している彼女の魅力に迫る。
“こだわりは持たず、ヘアもメイクも役に合わせて変えるのが自分流”
WWDビューティ(以下、WWD):森川さんといえば金髪やベリーショートにするなどヘアスタイルが特徴的ですが、こだわりはありますか?
森川:役によって柔軟にヘアスタイルも変えられるように、あえて自分のこだわりは持たないようにしています。こだわりがあると髪を切ったり、ヘアカラーをしたりすることにちゅうちょしてしまうので、今は演じる役柄に合わせて、ヘアスタイルを変えていくといった感じです。
WWD:それでもベリーショートにする時はためらいもあったのでは?
森川:それは全然なかったです。ちょうど髪が傷んでいたので、切りたくてしょうがなかった時期で、むしろいい機会だと思いました(笑)。今後は、これまで地毛ではロングヘアにしたことがないので、一度やってみたいですね。
WWD:ヘアケアのこだわりは?
森川:こだわりは「香り」ですね。夏はリンゴのすっきりした香りが、冬はバニラの甘い香りがお気に入りです。あと、役柄でヘアカラーをするようになり、サロンでのトリートメントも月1回は行うようにしています。
WWD:メイクで意識していることは?
森川:仕事ではナチュラルだったり、しっかりとだったり、いろいろなメイクをするのですが、逆にプライベートだとノーメークで出歩くことが多いです。あと、映画やドラマをやっている間はその役の影響を自然と受けているので、プライベートもそれに近いメイクをすることもありますね。
WWD:現在出演中のドラマ「監獄高校—プリズンスクール—」(MBS・TBS系)では、アクションシーンも多く見られますが、撮影はいかがでしたか?
森川:もともと運動は苦手で、撮影に入る直前に短期集中で特訓して動きを覚えました。不安だったのですが、カメラマンさんに「アクションのセンスあるよ」ってほめてもらえて嬉しかったです。自分では自信ないんですけどね(笑)。
WWD:仕事する上で心掛けていることは?
森川:「自分はこういうキャラクター」と決めずに、いいなと思ったらまずは挑戦してみる。これからもっといろいろな役にチャレンジして、自分の可能性を広げていきたいです。