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資生堂、鈴木ゆかり常務に代表権 ダイバーシティ促進の観点から

 資生堂は2021年1月1日付の人事を発表した。島谷庸一・代表取締役副社長が退任し、鈴木ゆかり取締役常務が代表取締役常務に就任する。

 鈴木ゆかり新代表取締役常務は、長年にわたりマーケティングやブランド育成に従事し、グローバルブランド「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」の成長をリードするなど、プレステージブランドで高い実績を持つ。直近は「クレ・ド・ポー ボーテ」「イプサ(IPSA)」「ザ・ギンザ(THE GINZA)」「バウム(BAUM)」のチーフブランドオフィサーを務めた。経営全般を補佐し事業をけん引することへの期待と、ダイバーシティ促進の観点から今回の決定に至った。女性の代表取締役は08~12年に代表取締役副社長を務めた岩田喜美枝氏以来。

 なお、島谷庸一氏は1月1日に取締役に就く。3月下旬に開催する定時株主総会を経て、任期満了に伴い取締役を退任する予定だ。

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