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随時更新:ファッションブランド読み方クイズ 世界最古のウオッチブランドから“アントワープシックス”、日本のブランドまで

1990年代から海外ブランドの上陸が相次ぎ2000年代、インターネットの普及はそれを加速させた。そこで発生したのが、「このブランド、なんて読むの?」。英語はそこそこ読めても、フランス語やイタリア語、ドイツ語などは至難の技!? グローバルで有名なこのブランド名、ファッション業界人なら知ってて当然?かもしれないが、ビューティやほかの業界の人には難解かも……。あなたは何問読めた? (ビューティブランド編はこちら

第1問

<LONGCHAMP>

答え「ロンシャン」
 ジャン・キャスグラン(Jean Cassegrain)が1948年にフランス・パリで創業した・レザーグッズブランド。現在ではブランドアイコンのナイロンバッグ「ル・プリアージュ(LE PLIAGE)」をはじめとしたバッグを中心にシューズなども展開する。2018年にはニューヨークでレディ・トゥ・ウエアのコレクションを発表した。

第2問

<ERMANNO SCERVINO>

答え「エルマンノ シェルヴィーノ」
 エルマンノ シェルヴィーノ(Ermanno Scervino)が2000年にフィレンツェで創業したウィメンズブランド。自社工場を持ち、伝統的なサルトリアと繊細な職人技を生かしたクチュールライクなクリエイションで知られる。創設以来“スポーツクチュール”をコンセプトに、日常着からイブニングドレスまで幅広くそろえている。14年春夏から17年秋冬まではコロネットが輸入販売していた。

第3問

<N°21>

答え「ヌメロ ヴェントゥーノ」
 アレッサンドロ・デラクア(Alessandro Dell’Acqua)が2009年に創業したファッションブランド。デラクアのシャープなテーラーリング、独特のセンシュアルさとフェミニニティーに、スポーティーさを加えたウエアが特徴。15秋冬からメンズラインをスタートした。

第4問

<ANN DEMEULEMEESTER>

答え「アン ドゥムルメステール」
 ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter Van Beirendonck)やドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)、マリナ・イー(Marina Yee)らと共に、“アントワープシックス”と呼ばれたアントワープ王立芸術アカデミー出身のアン・ドゥムルメステール(Ann Demeulemeester)が、1985年に設立したブランド。自身初のコレクションを88年秋冬シーズンからスタート。92年からはパリでショーを披露し、96年にはメンズラインを発表した。最近では2019年に、黒や赤の筆使いでキアロスクーロ(イタリア語で明暗の意味)のエフェクトを生み出したブランド「デ テーブルウエア(De Tableware)」を携えてホームウエア市場に参入している。

第5問

<BOUCHERON>

答え「ブシュロン」
 フレデリック・ブシュロン(Frederic Boucheron)が、1893年にフランス・パリのヴァンドーム広場にジュエラーとして初めて構えたブティックにルーツを持つハイジュエリーブランド

第6問

<VACHERON CONSTANTIN>

答え「ヴァシュロン・コンスタンタン」
 1755年にジャン=マルク・ヴァシュロン(Jean-Marc Vacheron )が創業した世界最古のウオッチブランド。創業者の孫息子ジャック・バルテルミー・ヴァシュロン(Jacques Barthelemy Vacheron )がフランソワ・コンスタンタン(Francois Constantin )を共同経営者に迎えたことにより、社名を “ヴァシュロン&コンスタンタン”に変更。その後に「カルティエ(CARTIER)」や「ピアジェ(PIAGET)」を擁するコンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT)傘下に。

第7問

<AUDEMARS PIGUET>

答え「オーデマ ピゲ」
 1875年にスイス・ジュネーブの北にあるジュラ山脈に囲まれたジュウ渓谷で、ジュール・ルイ・オーデマ(Jules-Louis Audemars)とエドワール・オーギュスト・ピゲ(Edward-Auguste Piguet)によって創設された時計ブランド。「パテック フィリップ(PATEK PHILIPPE)」と「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」と並び、“3大時計ブランド”と称されている。

第8問

<HERVE CHAPELIER>

答え「エルベシャプリエ」
 1976年、当時26歳のエルベ・シャプリエ(Herve Chapelier)がパリで創設した、自身の名前を冠したバッグブランド。グリップに車のシートベルトを使用した、オレンジや黄色、紫などの鮮やかなダッフルバッグやブランドを代表する舟型ナイロントートが話題を呼び注目を集める。日本でも一大ブームとなる。

第9問

<BRUNELLO CUCINELLI>

答え「ブルネロ クチネリ」
 「ブルネロ クチネリ」は1973年、イタリアで創業。“スポーツシック・ラグジュアリー”をコンセプトにメンズとウィメンズのトータルコレクションを発表する。ペルージャ近郊の小村、ソロメオ村に本社を構える。2013年秋に地元の職人技術を次世代へ継承することを目的とした「ソロメオ学校」を開校したり、最近では新型コロナウイルスの影響で休業した店舗で売れ残った商品を寄贈するプロジェクトを立ち上げたりと、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいる。

第10問

<AMI ALEXANDRE MATTIUSSI>

答え「アミ アレクサンドル マテュッシ」
 アレクサンドル・マテュッシ(Alexandre Mattiussi)が2011年に創業したファッションブランド。アレクサンドル・マテュッシのイニシャルでもある、ブランド名の“AMI”はフランス語で“友人”を意味する。2019年9月、ウィメンズラインを発表した。

第11問

<ROKH>

答え「ロク」
 韓国と米テキサスで育ち、ロンドンのセント・マーチン美術大学でメンズウエアとウィメンズウエアを学んだ韓国人デザイナーロク・ファン(Rok Hwang)が手掛けるウィメンズブランド。フィービー・ファイロ(Phoebe Philo)の「セリーヌ(CELINE)」を経て、2018年度の「LVMHプライズ」では特別賞を受賞。19年3月にパリで初のランウエイショーを開催した。

第12問

<SCHIAPARELLI>

答え「スキャパレリ」
 エルザ・スキャパレリ(Elsa Schiaparelli)が1927年に創設したファッションブランド。73年にフランス・パリで83歳で死去後、一度ブランドを休止するが、2013年にブランドは再スタートを切る。18年にウエアのラインを刷新したほか、初のハンドバッグを発表するなどブランド強化に取り組む。

第13問

<LOUIS GABRIEL NOUCHI>

答え「ルイ ガブリエル ヌイッチ」
 フランスを拠点とするデザイナー、ルイ ガブリエル ヌイッチ(Louis Gabriel Nouchi)が「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」などで経験を積んだ後、19年春夏シーズンより自身の名前を冠したブランドをスタート。

第14問

<COURREGES>

答え「クレージュ」
 「クレージュ」は1961年に創業。当時、革命的であったビニール生地を含むプラスチック素材をふんだんに使用したスタイルで話題を集めた。その後、2018年9月にパリ旗艦店で行った19年春夏コレクションで同素材の使用廃止を宣言し、ビニール生地の代わりにリネンや再生コットン、再生ナイロンといったサステナブル素材を用いたウエアやアクセサリーなどを使用する方向に転換した。

第15問

<BACCARAT>

答え「バカラ」
 1764年フランス・東部ロレーヌ地方のバカラ村で創業したクリスタルブランド。1890年代に香水瓶の制作を始め、高級香水ブランドやオートクチュールメゾンの装飾性の高い香水瓶を手掛け、香水産業の発展を支えてきた。バカラを象徴する"バカラレッド"は、溶解したクリスタルの原料に金粉を加え、540度まで熱することで生まれる特別なカラーを意味する。

第16問

<DEUXIEME CLASSE>

答え「ドゥーズィエム クラス」
 ベイクルーズが運営する“トラッドをベースに肩の力を抜いてファッションを楽しむ”をコンセプトとする日本のウィメンズブランド。 “モダン”や“ミニマル”、バランス”などをキーワードに、ベーシックなアイテムを自分らしく着こなすスタイルを提案する。

第17問

<ERMENEGILDO ZEGNA>

答え「エルメネジルド ゼニア」
 1910年に、北イタリアの町トリヴェーロでファブリックメーカーとして創業。その後レディ・トゥ・ウエアの分野に進出し、80年にはフランス・パリに初めてのブティックをオープン。現在は100カ国以上で500を超える店舗を展開している。2020年、ジェリー・ロレンゾ(Jerry Lorenzo)率いるLA発の「フィアー オブ ゴッド(FEAR OF GOD)」と協業した“フォー ハンデッド マン コレクション(Four-handed Man Collection)”を発表した。

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