「アットコスメ(@COSME)」を運営するアイスタイルは、毎年恒例のビューティショッピングイベント「アットコスメ ビューティ デイ(@COSME BEAUTY DAY)」を12月1日20時から12月4日1時59分まで開催する。今年は、“マイベストコスメと出会える3日間”をテーマに、これまで1日のみだった期間を延長して実施する。
同イベントは、「アットコスメ」の公式通販セールとして“1日限りのコスメ祭り”と題し、2018年にスタート。初回は、同社初のテレビCM放送など大々的なプロモーションを展開したことも影響し、アクセス過多で一時サーバーがダウンする予想外のトラブルにも見舞われたが4億円の流通総額を記録した。2回目の昨年は、事前対応の強化で混乱はなかったものの、目指していた流通総額10億円の半分の5億円で初年度を上回った。
3年目の今年は、「(過去2回)気づいたら終わっていた」というユーザーの声に寄り添い、開催期間の延長を決めた。広報担当は、「このイベントの特徴として、あわせ買いをするお客さまが多いが、短時間で膨大な数のアイテムから選ぶことが難しいという声も多く寄せられた。今回は約300ブランドが参加し、4万点以上のアイテムを用意することから、3日間でゆっくりと楽しんでいただきたい。セールだけではなく、掘り出しものに出合えるチャンスにも注目してもらえたら」と話す。
今年は、「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」「ローラ メルシエ(LAURA MERCIER)」「シセイドウ(SHISEIDO)」「カネボウ(KANEBO)」「シスレー(SISLEY)」「アヴェダ(AVEDA)」「アスタリフト(ASTALIFT)」「メグットビューティー(MEGOOD BEAUTY)」「ディアシスター(DEAR SISTER)」の9ブランドが初参加する。
「メゾン マルジェラ」はイベントの出店にあわせ、フレグランス“レプリカ”シリーズから、初上陸のキャンドル3種(各8000円)と3本セットのトラベルスプレー(8500円)を数量限定で発売する。キャンドルは東京・原宿のアットコスメトーキョーでも展開するが、他販路での取り扱いはない。
アットコスメトーキョーの今年1月のオープンから取り扱う「メゾン マルジェラ」のフレグランスは、「当初から完売が相次ぎ、在庫状況に関する問い合わせも多く、入荷情報についてSNSで発信したこともあった。緊急事態宣言期間中には、ECでの取り扱いも開始したが、これまで類を見ないほどの初速だった。現在も香水カテゴリーの売り上げランキング上位に入っている」と、注目の高さがうかがえる。
同イベント限定のアイテムは、混乱を避けるため、事前に抽選と予約販売する。共に11月16日の12時から順次、申し込みを受け付ける。