ポーラ(POLA)は“いい皮膚の日”である11月12日に、毎年恒例の「新・美肌県グランプリ2020」を発表した。9年目となる今年はウイルスの感染拡大や、度重なる気候変動、生活習慣の変化などをふまえて総合賞ベスト3に加え美肌の要素別に14の部門賞を新設し、パワーアップした。
美肌総合賞1位は石川県、2位は秋田県、3位は山梨県だった。石川県はハリ、透明感、揺らぎへの強さなどが総合的に全国トップレベルの肌スコアだった。毛穴の目立たない肌で、肌ポテンシャルはとくに「表皮」の平均スコアが高く、肌の潤いを守る機能やバリア機能を発揮できる力が備わっていると分析する。
新設した14部門のうち、「肌ポテンシャル部門」の1位は島根県で、肌の各層(表皮・真皮・皮下組織)がきちんと機能を発揮できる力を評価した。そのほか、ニキビリスクの低さを評価する「ニキビレス部門」の1位は広島県、毛穴の目立ち具合を分析した「皮脂毛穴レス部門」の1位は鳥取県だった。
「美肌県グランプリ」は、パーソナライズスキンケアブランド「アペックス(APEX)」が保有する約1870万件もの肌のビッグデータを活用して2012年にスタートした人気企画。19年にリニューアルした「アペックス」独自の静止画と動画による肌分析技術の進化により分析項目は8から18に増加。それにより、美肌県グランプリの部門を拡大することが可能になった。
今回の結果は全国47都道府県を対象に19年7月1日〜20年6月30日に集めた36万6570件の女性の肌のデータを分析し都道府県別に集計したもの。