※この記事は2020年8月3日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから。
アナタに若い友達はいますか?
先日、とある学校で特別授業をさせていただきました。こんなご時世ですから、受講生の大半は画面越し。教室には10人足らずです。お題は、「ウィズコロナ時代、皆さんに期待すること」。新型コロナウイルスによって社会や業界がどう変わっているのかを話しながら、そんな中でも活躍している、受講生とほぼ同年代という、下のリンクの3人を紹介させていただきました。yutoriの片石クンがZOZOとタッグを組んだのは、その2日後のことです。
授業のリアクションはトピックや学校によりますが、教室の数人からアツい質問を受け、安堵しました。別に“へりくだる”必要はありません。でも受講生の質問は、自分の感覚が若い世代にまだ響くことの証だとも思っています。
連載を担当している菅付雅信さんにご紹介いただいた「カール・ラガーフェルドのことば」(河出書房新社)には、「一緒に写真を撮ろうと言ってくれる人が、若い人だと安心する」という言葉があります。ん~、毒舌風味ですが至言。「若い子が歩み寄ってくれる限り、俺はまだ大丈夫」。カール様も、そんなコトを考えていたのかもしれません。
無論、年配者を斬りつけるワケではありません。でも、若者と交流できてない人は、頑張った方がいいのかもしれません(笑)。それは、自分をアップデートする一つの手段になるでしょう。月曜の朝から、結構重い質問をぶっ込みます。「アナタには、自分より結構若い友達がいますか?」。
もし「いないよ。ヤバいかな?」と思う方がいらっしゃったら、ご連絡ください(笑)。若者とベテランの狭間を漂っている(つもりの)ムラカミが、生きのいい誰かを紹介させていただきます。yutoriの片石クンと、「フーフー」の高坂マールくんとは最近、取材などを通じてちゃんとお話させてもらいましたが、いずれも上の世代とちゃんとつながりたいと願っています。「いいオトナ、いるよ!」。そんなカンジで紹介させていただけると、嬉しいです(笑)。
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