コンデナスト・ジャパンは11月23日、「GQジャパン(GQ JAPAN)」が2020年に“ジャンルを問わずその年に圧倒的な活躍をした”男性を称える「GQメン・オブ・ザ・イヤー2020」の授賞式を東京アメリカンクラブで開催した。今年のテーマは“最も輝いたヒーローたち”で、お笑い芸人のEXITやシンガー&ソングライターの瑛人、プロテニスプレイヤーの大坂なおみ、映画監督の黒沢清、アーティストのストーンズ(SixTONES)、スノーマン(Snow Man)、アナウンサーで女優の田中みな実、クリエイティブディレクターのNIGO®︎、ドラマ・映画監督の福澤克雄、星野源、本木雅弘の計11組25人が受賞した。
メディア向け撮影会にトップで登場した瑛人は、「今年は『香水』をきっかけにたくさんの人に知ってもらえた。来年はまた別の一面を届けていきたい」とコメント。星野源は、「今年は音楽制作やドラマ、映画など働き通しの一年でとても忙しかったので、『お疲れさま。よく頑張ったね』と言ってもらえたようだ」と受賞を喜んだ。ストーンズからは松村北斗とジェシーが代表で出席。松村は「今年デビューした当初からこの賞を意識していた。来年もこの賞に恥じないグループでいたいという決意につながった」と語った。ジェシーは、「『本当に僕たちでいいの?ドッキリじゃないよね?ありがたいね』とメンバーと話していた。音楽を通して新しい挑戦をしていきたい」と述べた。スノーマンからはラウールと目黒蓮が登場。17歳のラウールは「去年の『GQメン・オブ・ザ・イヤー』をワイドショーで見ていた。その時には来年デビューすることが決まっていたので、自分たちも来年そこにいられたらいいなと夢見ていたが、本当に叶ってびっくりしている」と興奮し、自身のヒーローを聞かれて「ドラマ『ドクターX』の大ファンで全シーズン見ている。大門未知子先生が僕のヒーロー」と会場の笑いを誘った。目黒は「今年デビューして、早速こんな大きな賞がもらえて光栄だ。ジャニーさんも喜んでくれていたらうれしい」と話した。ドラマ「半沢直樹」を手掛けた福澤克雄監督は、「今日は『半沢直樹』のスタッフとキャストを代表してここに立っている。視聴者に元気になってもらいたいという気持ちで作ったドラマがこのような評価をもらえてうれしい。今後も視聴者が元気になり、希望を持てる作品を作り続けたい」と語った。
「ブレイクスルー・ウーマン・オブ・ザ・イヤー」は、田中みな実が受賞。「数年前は司会として参加していたが、今回は受賞者として登壇できて感慨深い」と喜び、来年の抱負については「どんなことにも臆せず挑戦していきたい」と述べた。また女優としても活躍する田中は、「これまではエキセントリックな役柄が多かったので、今後機会があれば純度の高いラブストーリーに出演してみたい」と意欲を見せた。
「GQ メン・オブ・ザ・イヤー」はその年に活躍をした人物に贈られる賞で、アメリカで1994年にスタートした。日本では今年で15回目を迎え、これまでに北野武や菅田将暉、横浜流星、元SMAPの香取慎吾や稲垣吾郎、草なぎ剛ら110名が授賞している。11月25日発売の「GQジャパン」1・2月合併号では、今年の受賞者のインタビューとポートレートを掲載する。