フリマアプリ「メルカリ」は11月26日15時に、家で眠っているモノの利活用を促す取り組みとして、新作ゼロの「サステナブルファッションショー」を公式ユーチューブチャンネルで開催する。
「サステナブルファッションショー」は、人気スタイリストの小山田早織氏、ファッションアドバイザーのMB氏が一般参加者から募集した不要になった服や「メルカリ」で購入した服を活用したコーディネートをショー形式で披露する。加えて、ファッションデザイナーの丸山敬太氏を招き「これからのサステナブルな消費のあり方」と題したトークセッションを実施する予定だ。
メルカリが2020年10月に実施した独自調査では、「購入後ほとんど活用できていないモノを保有している人が45.7%で、そのうち58.5%は『洋服』で占められている」ことが判明した。また活用できていないモノを購入する背景には「衝動買い」があり、「購入時は気に入っていた」(54.9%)、「セールされていた」(42.4%)などの理由が挙げられている。そこで、活用できていないモノの価値を見直し、セール品を購入する以外にもファッションを楽しむ選択肢があることを提唱するため、欧州を中心に広がっている持続可能な消費を促すグリーンフライデーに合わせて開催に至った。
グリーンフライデーは、大規模なセールが行われるブラックフライデー(11月第4金曜日)に代表される過剰消費に対抗し、モノを大切に長く使うなど、地球環境に優しい持続可能な消費を啓もうする目的で行われている取り組みだ。