ファッション

バロックの「マウジー」からサステナブル素材の新ライン オトナ女性の取り込み狙う

 バロックジャパンリミテッドの「マウジー(MOUSSY)」は、環境に配慮した素材を使った新ライン“エム アンダーバー(M_)”を2020-21年秋冬からスタートした。「マウジー」全店と同社のEC「シェルター ウェブストア(SHEL’TTER WEB STORE)」で販売している。

 体のラインを強調するスリムなシルエットや鮮やかなカラーリングが特徴の「マウジー」に対し、体のラインを拾わず落ち着いたデザインのベーシックアイテムをそろえる。既存のマウジーよりも価格はやや上に設定。2021年春夏の新作は、再生ポリエステルのセットアップ(トップス9500円、パンツ1万円)やオーガニックコットンのガウン(1万2000円)など。商品だけでなく、ブランドタグや下げ札にも再生原料や生分解性素材を使用している。

 ターゲットは30〜50代。20-21年秋冬のブランドビジュアルにはモデルのエリーローズと母の親子を起用した。9月にはバーニーズ ニューヨーク銀座店でポップアップストアを開催し、再生ポリエステルのアイテムを中心に売れ行きは比較的好調だったという。「新ラインでは既存の『マウジー』では接点のなかったお客さまへのアプローチにより、ブランドの可能性を広げていきたい」(担当者)としている。

MOUSSY x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。