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未来の肌をAIが診断 オルビスが20年後の顔立ちを予測する新サービス開始

 オルビス(ORBIS)は、現在の肌状態やスキンケア、顔画像解析などから未来の顔立ちを予測するサービス「AI 未来肌シュミレーション」を「オルビス アプリ」内で12月15日から開始する。また、11月26日からはオルビスショップ4店舗でサービスをスタートしており今後、導入店舗を拡大する。

 「AI 未来肌シュミレーション」は、12の設問と顔写真の撮影だけで現在の肌状態をシワやたるみ、毛穴、クマなど10項目の肌スコアで診断し、AIが5年後、10年後、20年後の顔立ちを予測。それに加え、今使っているスキンケア製品の評価、現在の肌悩みのアドバイス、将来の顔に現れる年齢サインを通して、本当に必要な手入れ方法、生活習慣の見直しをアドバイスする。

 サービス導入済みのショップ(静岡・新静岡セノバ店、愛知・タカシマヤ ゲートタワーモール店、鹿児島・アミュプラザ鹿児島店)では、ブランド独自の専用スキンチェック機器を用いて現状の肌状態を分析し、その分析結果を用いて未来肌診断を行う。さらに、今年7月表参道にオープンした体験特化型施設「SKINCARE LOUNGE BY ORBIS」では、「AI 未来肌シミュレーション」をメニューに組み込んだ限定トリートメントサービス(有料・予約制)も開始。特殊カメラで肌の奥に潜むシミの予備軍まで測定するなど、より詳細な肌分析が可能となる。

 オルビスの小林琢磨社長は、「2018年のリブランディングから、ブランドが大切にしている“スマートエイジング”の考えを加速させ、お客さまの“ここちよい”体験のためのデジタル活用を行なっている。『オルビスアプリ』内では、19年4月からパーソナルカラー診断ができる『パーソナル AI メイクアドバイザー』、今年9月から似合う眉の形とケア方法を提案する『AI アイブローシミュレーター』を展開。直営店では今年7月から一人一人に合ったファンデーションとメイクを提案する『パーソナルファンデーションカラーチェック』のサービスを始めている。これらのDX化はブランド体験を顧客価値にするための一環である。そして、スマートエイジングとは他者との比較、他者の価値観ではなく自分らしくあるためのもの。この新サービスで、“自分が納得する年齢の重ねかた”のサポートをしていく」とコメントした。

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