固形シャンプーを展開するニュージーランドのサステイナブル ビューティバーブランド「エティーク(ETHIQUE)」から、初のフェイスケアが登場した。クレンジングと3種の洗顔料バーをライアップする。日本では「トリロジー(TRILOGY)」などの輸入・販売を手掛けるピー・エス・インターナショナル(P.S. INTERNATIONAL)が展開し、11月27日からオンラインストア「エシカミー」で販売している。
メイク落とし、洗顔料、保湿剤とマルチに使える“エティーク クレンジングバー スーパースター!”(65g、3400円)は、カカオバターやココナツオイルなどを配合し、肌を滑らかに整える。洗顔料バー“エティーク フェイスウオッシュ”からは、クリーミーな泡が特徴で保湿効果の高い“ブリスバー”(110g、3400円)、クレイを配合し毛穴ケアの効果がある“ディープグリーン” (100g、3400円)、スクラブの“クリーンナップ”(100g、3200円)の3種を展開する。
同ブランドは、エティーク社のブリアン・ウエスト(Brianne West)CEOが、理学部の学生だったときに海洋汚染や地球温暖化に問題意識を持ったことから2012年に設立。プラスチック使用廃止をテーマに、化学物質を使わず天然原料による美容関連製品を開発した。“シャンプー バー”は350mLボトル約3本分、“コンディショニング バー”は同5本分に相当する回数の使用ができるという。これまで600万本以上ものプラスチックボトルを製造、廃棄されるのを防ぎ、25年までに5000万本の削減を目標にしている。
日本での取り扱いは19年からスタート。新客と共にリピート客が増えているという。広報担当者は、「日本でもSDGsへの関心が高まり、意識の高い女性はエコでナチュラルなものを好むようになってきている。11月から上映している海洋プラスチック問題に焦点を当てたドキュメンタリー映画「プラスチックの海」に協賛し、公開に合わせて2カ所の映画館でシャンプーとコンディショニングバーのサンプリングを実施したところ、とても喜んでいただけた。『エティーク』は、環境に配慮しながら使用感も妥協していないため、リピートが非常に多い」と話す。