オーガニックや無添加にこだわる子育てママに向けたウェブマガジン「ViO(ヴィオ)」を運営するスタイルスは12月1日まで、イベント「ViOマルシェ」を東武百貨店池袋本店で開催している。オーガニックや無添加商品を展開する23社が出展し、消費者と生産者が直接コミュニケーションが取れる、買い物の場を提供する。
同イベントは2018年からスタートし、今回で6回目。これまで六本木ヒルズや渋谷ヒカリエで開催し、昨年は伊勢丹新宿店ビューティアポセカリーでポップアップイベントを開催した。一般客と共にタレントやインフルエンサーを招待し、SNSで情報を拡散したところ、過去のイベントでは1200人以上が来場したという。スタイルスの中山真見社長は、「今回は新型コロナの影響を踏まえ、新しい試みとして、イベントの前日にビューティモデルの田中マヤさんとのトークセッションをインスタライブで配信し、デジタル上でイベントを盛り上げている(現在IGTVで公開中)。また、一部の商品は東武百貨店のオンラインショッピングでも購入できるので、ご自宅からも楽しんでいただけたら」と話す。
会場には、農家や生産者と協力し、地域活性化に貢献しながら、フードロスや廃材リサイクルなど環境問題に取り組むオーガニックブランド「トイラボ(TOYLABO)」が初出展した。同ブランドは、ECを中心に展開しているが、イベント出展やポップアップなど積極的に行っている。ブランド担当者は、「物産展などで知り合った農家の方とタッグを組み、“農家支援コスメ”としても商品開発を行っている。私たちのブランドがハブになり、農家さんの野菜や果物を食べてもらうきっかけをつくりたい」と意気込む。11月からはアーバンリサーチでの取り扱いがスタートした。「今後、ブランドコンセプトに共感してくださる場所に出店していきたい」と話す。
そのほか、ブルーボトルコーヒージャパン(BLUE BOTTLE COFFEE JAPAN)やフグレントウキョウ(FUGLEN TOKYO)などのカフェに導入しているバリスタ専用オーツミルクの「マイナーフィギュアズ(MINOR FIGURES)」、自社有機農場で原料から生産するオーガニックコスメ「ネオナチュラル(NEO NATURAL)」、ミツロウベースで繰り返し使えるラップの「アピアリーメイド(APIARY MADE)」、「ハービヴォア ボタニカルズ(HERBIVORE BOTANICALS)」を販売するインポートのメリーゴーラウンドなどが出展する。
■ViOマルシェ
日程:11月27日~12月1日
時間:10:30~19:00
場所:東武百貨店池袋本店8階催事場
入場料:無料