ビューティ

「WWDビューティ ベストコスメ2020」スタイリング剤・総合部門

 「WWDビューティ ベストコスメ2020」は、百貨店・セミセルフショップ、バラエティー・ドラッグストアで今年もっとも売れた製品を発表。スタイリング剤・総合では、百貨店・セミセルフ部門で1アイテムで複数の役割を担うアイテムが並んだ。1位は、「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」の“スリーキングスティック”。マスカラのようなユニークな形状のスタイリング剤は「リーズナブルな価格で新客を取り込んでいる」の声もあった。2位は「ダヴィネス(DAVINES)」の“オーセンティック オイル”で、ヘアケアアイテムも人気の「ジョンマスターオーガニック(JOHN MASTERS ORGANICS)」“R&Aヘアミルク N”が3位に入った。バラエティー・ドラッグストア部門ではマルチパーパスのアイテムに人気が集まり、1位は「ザ・プロダクト(PRODUCT)」の“ヘアワックス”で「コロナ禍でスタイリング剤が苦戦する中、売り上げは好調」という。2位は「サイン(SIGN)」の“システミックオイル”、3位にロングセラーの「マトメージュ(MATOMAGE)」の“まとめ髪スティック スーパーホールド”がランクインした。

百貨店・セミセルフ部門

1位 “スリーキングスティック”

「ジョンマスターオーガニック」

 1位は、マスカラのような形状のスタイリング剤“スリーキングスティック”。日本人のために開発されたアイテムは、気になる浮き毛や襟足などを瞬時にケア。また、前髪やおくれ毛につけることで簡単に自然な束間を演出する。ナチュラルに仕上がるため、抜け感のあるニュアンスを出したい時にも活躍。スタイリングしながらケアできるよう、アルガンオイルやホホバオイルなどのオーガニックオイルを配合。キューティクルに働き、髪を保湿する。(15g、2100円)

2位 “オーセンティック オイル”

「ダヴィネス」

 全身をケアできる、万能オイルの“オーセンティック オイル”が2位。オーガニック成分を豊富に含み、98%以上が植物由来成分で構成する、オーセンティック シリーズ。抗酸化と保護に作用するオーガニック由来のベニバナ油をキーに、保湿しながら栄養を与えるオーガニック由来のホホバオイル、ひまわり油、セサミオイルをブレンドして配合。傷みを修復するヘアオイルとしてはもちろん、その保湿力でスキンケアやボディーケアとしても豊潤の一滴。(140mL、4000円)

3位 “R&Aヘアミルク N”

「ジョンマスターオーガニック」

 3位は、ドライヘアに着目した洗い流さないタイプのトリートメント“R&Aヘアミルク N”。乾燥などの外的ストレスによるダメージから守り、保湿しながら補修。健やかで柔らかな髪へとアプローチするのは、センチフォリアバラ花水によるもの。惜しみなく配合することで軽い質感を実現。さらにアンズ核油が枝毛を防ぎ、テオブロマグランジフロルム種子脂が潤いを与えながら保護する。ヘアフレグランスとして活用できるほど豊かな香りも魅力。(118mL、3900円)


バラエティー・ドラッグストア部門

1位 “ヘアワックス”

「ザ・プロダクト」

 肌、リップ、ネイル、そしてヘアなどあらゆるパーツを保湿ケアする“ヘアワックス”が首位。ヘアスタイリング剤として用いた後は手を洗うことなく、リップやハンドなど気になるパーツのケアが可能。シアバターやミツロウ、トコフェノール、タンジェリンエッセンシャル、 アロエベラ原料は世界中から集め厳選して配合した。コンパクトなサイズで、センシティブスキンやデリケートなベビーにも使用できるパワフルに活躍する。(42g、1980円)

2位 “システミックオイル”

「サイン」

 アウトバストリートメント総合部門に続いて、スタイリング剤総合部門でも2位に輝いた“システミックオイル”。これ1本で、髪をはじめ全身をケアできるマルチユース。スタイリングした後、手に残ったオイルはそのまま手になじませることも可能だ。天然由来成分のみでつくられたナチュラルオイルは、毛髪や肌への浸透性の高さに考慮し、シアバターやコメヌカ油を採用。また、タイリング剤としても活用でき、流行の濡れ髪スタイルにも最適。爽やかなシトラスオレンジの香りで心身をリフレッシュ。(120mL、1500円)

3位 “まとめ髪スティック スーパーホールド”

「マトメージュ」

 1996年から親しまれ続ける“まとめ髪スティック スーパーホールド” が3位。シリーズの累計出荷数は3000万個を超えるロングセラーを支えるのは、あほ毛やおくれ毛を固めずピタッとキープする確かなホールド力。スタイルのくずれが気になる部分になでつけるようつけるだけでOK。変性コーンスターチの吸湿ブロック成分の配合し、パンデミックにおけるマスク湿気で崩れやすくなる前髪も美しくキープする。スーパーホールドの他に、“同 ナチュラル”も展開。(13g、550円)※参考価格

3位 “プロミルオイル”

「プロミル(PROMILLE)」

3位 “大島椿 <椿油100%>”

「大島椿(OSHIMATSUBAKI)」

PHOTO : HIROKI WATANABE
TEXT : AKIRA WATANABE

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。