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英「トップショップ」親会社はなぜ破綻した? オーナーの栄光と凋落

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 アパレルブランド「トップショップ(TOPSHOP)」「トップマン(TOPMAN)」などを擁する英アルカディア・グループ(ARCADIA GROUP以下、アルカディア)は、11月30日に破産を申請した。

 2015年には企業価値にして42億2000万ドル(約4388億円)と見積もられていた、英国を代表するアパレルグループの一つである同社はなぜ経営難に陥ったのだろうか。

 20世紀初頭に英国で創業された紳士服チェーンを前身とするアルカディアは、第2次世界大戦後に事業を拡大していき、1960年代後半にはウィメンズウエアの「トップショップ」を、70年にはメンズウエアの「トップマン」を設立。2002年に大富豪のフィリップ・グリーン(Philip Green)卿に8億5000万ポンド(約1173億円)で買収されてからは急激に業績を伸ばしていった。

 中でもトレンドを取り入れたデザイン性の高い服を手頃な価格で提供する「トップショップ」は人気を集め、03年からは新進デザイナーらとのコラボレーションを次々に行った。現在「ロエベ(LOEWE)」と自身のブランド「ジェイダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)」を率いるジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)もそのうちの一人だ。

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