ファッション

アダストリアが韓国事業から撤退

 アダストリアは韓国で運営する全店舗を営業終了し、子会社である現地法人アダストリア コリアを清算する。2014年に1号店を出店し、現在は韓国国内で直営ECを含め7店舗を運営している。ただし、長引く政治問題や不買運動を背景に「黒字化には至っていない。コロナ禍の先行き不透明感を踏まえ、早期の収益化が難しいと判断した」と発表している。韓国の19年12月期売上高は、前期比4.3%減の11億円だった。

 営業終了するのは、自社ECのほかは「ニコアンド(NIKO AND…)」5店、「ジーナシス(JEANASIS)」1店。全ての清算手続きが終了するのは21年3月の予定。なお、退店に伴う減損損失は計上済みで、21年2月期の連結業績予想に変更はない。

 明洞にある「ユニクロ(UNIQLO)」のソウル旗艦店も1月末で閉店するという報道が出ている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。