小学館が発行する美容誌「美的」は17日、読者が選ぶ2020年の「美的ベストコスメ大賞」と「美的ベストビューティウーマン」を発表した。“20年の見た目も内面も美的な人”を表彰する「美的ベストビューティウーマン」には女優の戸田恵梨香を選出した。過去には女優の深田恭子や石原さとみらも選出されている。
純白のドレスに身を包んだ戸田は、「選ばれたことに純粋に感激しています。(コスメに関しては)特に今の時期は乾燥肌なので保湿に気を使っています。20年は世の中が大きく変化した年でしたが、その中で私自身も停滞せず進化できるように意識していました。おうち時間では今まで以上に健康を意識して、健康に関する本を読みふけっていました。来年は腸内環境を整えることに注力したいです」とコメント。
「美的ベストコスメ大賞」では、スキンケアカテゴリーのクレンジング部門に「ファンケル(FANCL)」“マイルドクレンジング オイル”、化粧水部門に「ナチュリエ(NATURIE)」の“ハトムギ化粧水”、洗顔部門に「洗顔専科」の“パーフェクトホイップ U”、美白部門に「オバジ」の“オバジC25セラム ネオ”、エイジングケア部門に「エスティ ローダー(ESTEE LAUDER)」の“アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス”が受賞した。
メイクアップカテゴリーではリップ部門に「オペラ(OPERA)」の“リップティントN 05”、単色アイシャドウ部門に“ザ アイシャドウ スパークル004SP マリアージュ”がランクインした。ベースメイクカテゴリーにはクリーム&リキッドファンデーション部門に「スック(SUQQU)」の“ザ クリーム ファンデーション”、パウダリーファンデーション部門には「アルビオン(ALBION)」の“パウダレスト”、コンシーラー部門―には「ディオール(DIOR」」“ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー”などとなった。
ヘアケア部門ではクラシエホームプロダクツ「ディアボーテ ヒマワリ」の“オイルインシャンプー” “オイルインコンディショナー”、美容賢者が選ぶベストコスメ部門に、「ランコム(LANCOME)」の“クラリフィック デュアル エッセンス ローション”、「美的 グラン」読者部門に「アスタリフト(ASTALIFT)」の美容液“スパークル タイト セラム”となった。
「美的ベストコスメ大賞」は、読者の投票のみで選ぶ “その年、最も良かった”コスメに贈られる賞で、今年は1万5048人の読者アンケート結果のもと、スキンケア、メイクアップ、ベースメイク、ヘアケア、美容賢者、「美的」40代向けの新雑誌「美的 グラン(GRAND)」のベストコスメ6部門116編の1位を発表した。鈴木智恵「美的」編集長は「どんな状況下でも楽しいニュースを発信したいというのが編集部一丸の思いだ。このベストコスメ大賞を通して、新型コロナウイルス禍でも、いかに読者が化粧品を楽しんでいるかというのを伝えたい」と語った。