「WWDジャパン」12月21&28日合併号は、年内最終号「“コロナトリガー”が変えたもの」です。パンデミックに大きく左右された1年を振り返り、“それでも私たちはコロナを契機にさまざまに改善した!”と未来を見ます。ファッション&ビューティ各企業に取材を行い、逆風の中で模索し、2021年に向けてアクションしている打開策を紹介します。キーワードとして浮かび上がったのは、“デジタル化の加速”“働き方の見直し”“MDスケジュール再考”“不良在庫解消の促進”の4つ。いずれもコロナショックを機に大きく前進しました。
さらに百貨店を代表して三越伊勢丹、SPAを代表してバロックジャパンリミテッド、ビューティを代表してポーラの3社から、3人の新入社員に集まってもらい鼎談を行いました。彼らに白羽の矢を立てたのは、20年4月入社の新入社員が“コロナ禍しか知らない”から。未曽有の事態に彼らは何を感じ、どう立ち向かっているのか?若者のリアルな声が満載で、採用担当者も必読の内容です。表紙にも思い切って3人を起用しました。なぜなら彼らこそ業界の光だからです。
8月24日号からスタートした「サステナビリティ特集」は第4回を迎え、“生産者の生活向上に貢献する”を取り上げます。「ミステリーショッパーが行く!」は総集編として20年を総括し、巻末の「ファッションパトロール」では元福岡ソフトバンクホークスの斉藤和巳投手によるアパレルブランド「ダブルシックス(DOUBLESIKS)」をピックアップします。
月1の付録「WWDビューティ」12月号は、「WWDビューティ ベストコスメ2020」をお届けします。2020年、本当に売れた化粧品は何か?百貨店・セミセルフとバラエティー・ドラッグストアにアンケート調査。スキンケアやメイクアップから、ボディーケア、ヘアケア、フレグランス、美容機器まで、2020年に発売になった新製品のトップ5に加え、総合部門と題し新製品と既存品を合わせた全ての製品からのトップ5も讃えます。また、インフルエンサー選出部門や、田中みな実サンや紅茶コスメなど話題のビューティ部門、そして「WWDJAPAN.com」で募集した一般の人からの人気投票も盛り込んでいます。
今年もお世話になりました。21年も「WWDジャパン」をどうぞよろしくお願いいたします!
PHOTO : RYO YONEKURA