ビューティ
連載 ファッション業界人も知るべき今週のビューティ展望 第12回

“間感”のカリキュラム化は可能か

有料会員限定記事

 ファッションとビューティ、オフラインとオンラインを結びつける「WWDジャパン」がスタートするビューティ・インサイトは、「WWD JAPAN.com」のビューティニュースを起点に識者が業界の展望を語る。識者は、美容媒体の編集長やコンサルタント、エコノミスト、そしてサロンスタイリスト。ビューティ業界の半歩先は、ファッション業界の“道しるべ”にもなるだろう。今週は美容師2人がキャリア形成やデジタル活用について語る。(この記事はWWDジャパン2020年12月21・28日号からの抜粋です)

今週の識者

VAN/「コクーン」代表

■“間感”のカリキュラム化は可能か

 美容師として売れるためには、技術力・間感(まかん)・発信力の3つの要素がどの時代も必要だと考えている。美容師としての技術力、発信力は言うまでもないが、“間感”というのは「コクーン」独自の言葉で、お客さまとの距離感や会話のテンポ、空気感といったものを指す。情報が溢れ顧客の美容知識が豊富な現在は、美容師が技術よがりに施術しても間感を測れなければ顧客は定着しない。それほど間感は重要だが、3つの要素の中で一番カリキュラム化が難しい。

この続きを読むには…
残り1708⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。