ファッション

「グッチ」と「ザ・ノース・フェイス」がコラボ ビジュアルはアルプスで撮影

 「グッチ(GUCCI)」は「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」とのコラボコレクションを2021年1月6日に発売する。

 日本では東京・渋谷のミヤシタパークと大阪の大丸心斎橋店の2カ所で開催するポップアップ“グッチ ピン(Gucci Pin)”で取り扱う。オープンは1月31日までで、最初の1週間は完全予約制だ。公式オンラインストアでは事前に抽選を行い1月8日から先行販売する。

 ウエアはグースフェザーとダウンを使用したコート、ボンバージャケット、ベスト、スカート、ジャンプスーツ、キルティングジャケット、ナイロンのシャツやウインドブレーカーなどを発売する。アウターのシルエットなどは「ザ・ノース・フェイス」が1970年代に販売していたアイテムのデザインをベースにした。ほかにもキャミソールドレス、スエットシャツ、Tシャツ、フリースジャケットを用意した。

 鮮やかなカラーのラゲージは8つの違うグラフィックを発表した。バックパックはドーム型が特徴的なミディアムサイズとハイキングスタイルのラージサイズが登場し、2種類のベルトバッグも用意した。また、ジェンダーレスなハイキングブーツはブラウン、ブラック、クリームの3色展開で、大きく「グッチ」と「ザ・ノース・フェイス」のロゴをデザインした。

 同コレクションのキャンペーンには写真家のダニエル・シェア(Daniel Shea)を起用し、アルプス山脈で撮影した。休日のスナップ写真のように、ハイキングを楽しむモデルたちの姿を捉えた。70年代に「ザ・ノース・フェイス」の当時の本社がロックバンド、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(Creedence Clearwater Revival)の練習スタジオの隣だったことから代表曲「Bad Moon Rising (バッド・ムーン・ライジング)」を使用したという。

 70年代の「ザ・ノース・フェイス」の素材ライブラリーのカラーパレットを参考にし、アーカイブに眠っていた生地も一部のアイテムで復刻しながらも、端材や廃棄物を原材料とする再生ナイロン糸「エコニール(ECONYL)」を使用するなど環境保全のための取り組みに基づいて生産している。

広告キャンペーンのクレジット
Creative Director: Alessandro Michele
Art Director: Christopher Simmonds
Photographer & Director: Daniel Shea
Make Up: Thomas De Kluyver
Hair stylist: Alex Brownsell

楽曲クレジット
“Bad Moon Rising”
Written by John Fogerty
Performed by Creedence Clearwater Revival
Published by Concord Music Group, Inc.
Recording courtesy of Craft Recordings, a division of Concord

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。