メンズヘアサロン「ゴールド(GOALD)」は、新会社ゴールド ジャパン(GOALD JAPAN)を設立し、自社ブランドの第一弾アイテム、ヘアワックス2種を4月中旬に発売する。キャンプファイヤー(CAMPFIRE)でクラウドファンディングを2月25日まで実施しており、すでに300人以上の支援者が集まっている。その後はサロンの店頭や小売店、EC、インスタグラムのショッピング機能などの販路を模索しているという。
ヘアワックスはユーザーが自分にあったワックスを迷わずスタイルによって選ぶことができるように、マッシュ用の「ゴールド プレイ フォー マッシュ」(1400円)とショート用の「ゴールド アッパー フォー ショート」(1400円)の2種類。ドラッグストアやバラエティショップで人気のヘアスタイリングブランド「オーシャントリコ」の生みの親である中村トメ吉代表をはじめ、「ゴールド」のメンバーが理想のヘアワックスを追求した。
「美容師としてのセット技術ありきではなく、カットをしてから時間が経ちヘアデザインが崩れても誰にでも使いやすいようにお客さま目線のヘアワックスを作った。メンズ美容師として何万人ものお客さまと向き合い、毎日メンズの髪を触ってきた経験を活かして開発した」と中村代表は話す。ヘアケアメーカーの中野製薬が開発に協力し、製造を手掛ける。
「ゴールド」は中村代表が2019年9月に東京・渋谷に立ち上げたメンズサロン。20年3月に名古屋店をオープンし、今年3月には京都への出店も予定する。昨年新型コロナウイルスにより休業した際にもクラウドファンディングを実施。施術チケットやオンライン相談チケットをリターンとし多くの支援者が集まった。今回も自分たちだけではなく共感してくれる人とともに作りたいという思いからクラウドファンディングでの先行発売に至った。