ファッション

カーラ・デルヴィーニュが共同経営者のセックストイブランドが日本上陸

 日本のフェムテック専門店「ラブピースクラブ(LOVE PIECE CLUB)」を運営するアジュマは、アメリカ発のプレジャーテックブランド「ローラ ディカルロ(LORA DICARLO)」と日本における代理店契約を結び、1月に商品の販売を開始した。

 「ローラ ディカルロ」は2017年、創業者のローラ・ディカルロが「女性がポジティブにセクシュアルライフを楽しめるように」という思いを込めて設立。人間工学に基づいた設計と、マイクロロボティクス(小型ロボット)の技術を合わせて、人間に触れられているような感覚を得られるトイを開発している。19年にはラスベガスの家電見本市CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で、ロボット・ドローン部門に出展し、技術賞を受賞。その後「プレジャートイはわいせつである」とされ、受賞が取り消さられるも、この判断にディカルロが抗議して賞を取り戻したことで注目を集めた。翌年に同見本市では新たにセックストイ部門が設立されることになった。20年11月には女優でモデルのカーラ・デルヴィーニュ(Cara Delevingne)が共同経営者に就任し、クリエイティブアドバイザーとして女性のためのトイ作りに取り組んでいる。

 「ローラ ディカルロ」の商品は従来のセックストイのような振動型ではなく、人間の手や口、舌などを生体模倣した動作が特徴的だ。代表的な“オセ2(Ose2)”は指で触れるような感覚と、口で優しく吸うような感覚を合わせたブレンドオーガズム(複合的なオーガズム)を楽しめるトイ。吸引トイの“バチ(Baci)”はマイクロロボティクス技術で人の口の柔らかさ、強さを再現している。価格は2万〜3万7800円。

 商品は「ラブピースクラブ」店舗やオンラインストアで取り扱うほか、アジュマでは取り扱い店舗に向けた卸売りを行っている。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。