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豊島と福島県いわき市が「スマートライフの推進に関する連携協定」締結 先端技術で街を活性化

 繊維商社の豊島は、福島県いわき市と「スマートライフの推進に関する連携協定」を締結した。これは、豊島が手掛けるスマートウエアなどの最先端技術を活用し、いわき市が抱える課題の解決や街の活性化につなげるというもので、同市が策定した「いわき創生総合戦略」の一環。

 豊島は2017年よりCVCファンドからの出資を通じて最新テクノロジーを保有するテック企業とスマートウエアの開発を進めており、出資しているミツフジの体調を可視化するスマートウエア「hamon」は昨年、いわき市と地元のプロサッカークラブ「いわきFC」が開催した「健康なカラダづくりプログラム」で使用された。

 同社は昨年6月に発表したSDGs宣言の中で、“人に優しい地域づくり”“イノベーティブな事業づくり”を使命として掲げ、地域のさまざまな課題の解決にファッションテックを活用して貢献しようと“着るスマートタウン「kurumi」構想”を立ち上げており、いわき市との協定をその先進事例としたい考えだ。

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