LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)傘下のスイスの時計ブランド「タグ・ホイヤー(TAG HEUER)」は、プロテニスプレーヤーの大坂なおみをアンバサダーに指名した。LVMH傘下では「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が大坂をアンバサダーに指名したばかり。
起用の理由についてプレス担当者は、「大坂選手は、自身が『テニスの次に熱中している』と話すファッションを通じても自己表現しており、彼女のスタイルやセンスはテニスの試合同様に大胆で目を引き付ける。彼女が身に着ける新たな『タグ・ホイヤー』の時計はファッションをいっそう際立たせ、ブランドのレディス商品への注目度を高めるだろう」と話す。
またフレデリック・アルノー(Frederic Arnault)タグ・ホイヤー最高経営責任者は、「アスリートとして上を目指す姿勢はもちろん、なおみが素晴らしいのは情熱的に社会活動に取り組み、多くの人に刺激を与えている点だ。オリンピックに向けて準備するなおみをサポートできることを楽しみにしてる」と述べ、大坂も「『タグ・ホイヤー』の“Don’t Crack Under Pressure(プレッシャーに負けるな)”のスローガンは私の生き方と重なる」と答えた。
大坂は2018年から20年までシチズン時計のアンバサダーを務めており、グランドスラム(国際テニス連盟が定めた4大大会)初制覇となった18年の全米オープンテニス優勝時には、“エコ・ドライブ Bluetooth W410 BZ4006-01E”を着用していた。