ビジネス

人気K-POPグループのITZYが語る プライベートのファッションや衣装について

 2019年に結成し、22日に初めて英語で構成したアルバム「Not Shy」をリリースした人気K-POPグループのITZY。メンバーは、YEJI、LIA、RYUJIN、YUNA、CHAERYEONGの5人で、TWICEやNiziUが在籍しているJYPエンターテインメント所属。パフォーマンスやミュージックビデオで彼女らが着用した衣装には多くの注目が集まる。またITZYはデビュー3カ月の時点で「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の20年プレ・スプリング・コレクションに呼ばれ、20年春夏コレクションの発表にも出席した。

 ここでは、米「WWD」が衣装の裏話やメンバーの普段の装い、英語で収録した楽曲の経緯や背景についてインタビューを行った。

WWD:英語でレコーディングを行った感想は?韓国語の楽曲を収録するときと違いはあったか?

LIA:アルバム作りにあたって、みんなで英語をたくさん勉強した。

RYUJIN:アルバム全体を英語で制作するのはすごく難しかった。何度も発音を確認する必要があったけど、徐々に英語の歌詞を学ぶのが楽しくなっていった。

YEJI:英語と韓国語では歌の雰囲気が違って聞こえることに気がついたよ。表現の違いを比べてみるのも楽しかった。韓国語で同じアルバムを収録したことがあるのに、新しい歌を歌っているみたいだった。レコーディングのディレクションも別の方が行ったので、同じ曲に対してもらう指摘や感想が違っていたのも興味深かった。

WWD:明るい色や大胆な大柄を使用したスタイリングが特徴だが、ファッションのインスピレーションの源は?

YEJI:スタイリストがどんな色や柄を使った衣装を用意しても着こなせるように、普段から努力している。自信を与えてくれる衣装を着るのが好き。

LIA:私はいろんな国でどういったものが流行しているかチェックして、なぜトレンドとなっているかを理解するようにしている。

WWD:この2年間で特に気に入っている衣装と、その理由は?

LIA:「달라달라(DALLA DALLA)」のプロモーションで着用したジョガーパンツと、トップスはすごく気に入っている。

CHAERYEONG:19年の年末特番できたネイビーのベルベットの衣装は、特に好きだった!20歳を迎えた夜でもあったので、すごく記憶に残っている。

YUNA:私は20年の年末特番で着た黒いレザーの衣装が気に入っている。全体の雰囲気も好きだし、ヘアメイクが衣装とマッチしていた。

WWD:プライベートでの自分自身のテイストはそれぞれどんな感じ?

CHAERYEONG:一言でうまく説明できないけれど、他のメンバーよりドレスやスカートが好きかな。洋服の質感にもこだわっているよ。

YEJI:私はCHAERYEUNGのテイストとは正反対だと思う!彼女はもっとクラシカルな格好をするけど、私はもっとかっこいいものが好き。アクセサリーも結構違ったものを身につけていると思う。私がキャップとかビーニーをつけるとしたら、CHAERYEUNGはスカーフか時計を身につける。

RYUJIN:心地良さが最優先。あとは、ビンテージスタイルも好き。ビンテージっぽい雰囲気が好きかな。

WWD:ステージで着る衣装と、普段の格好との違いは?

YEJI:黒が一番好きな色なので日常的に黒いアイテムをよく身につけているけど、ステージではカラフルな衣装を着る。

RYUJIN:プライベートで好む格好と、ステージの衣装はかなり違う。休日はモノトーンの洋服で出かけることが多いかな。

YUNA:ステージでは目を引く衣装を着ているけど、普段はもっとナチュラルで着心地の良いものを着ることが多い。

WWD:ファッションアイコンはいる?

YUNA:私のファッションアイコンは、モデルのケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)。彼女が着る洋服はユニーク。彼女なりに着こなして、全ての洋服をスペシャルに魅せている。

WWD:普段の“これを着て行けば間違いない”服装はある?これなしでは生きていけないと思うようなアイテムは?

RYUJIN:間違いない!と思うアイテムは、コートとジャケット。最近はすごく寒いからもっぱらパファーダウンを着ているけど。ドレスは私の“マストハブ”アイテムかな。着心地もいいし、ビンテージっぽい雰囲気も演出してくれる。

YUNA:黒いジーンズや、ジョガーパンツを履くのが好き。アスレジャースタイルを好んで着ることも多い。

CHAERYEONG:黒いコートかな。何にでも合わせられるアイテム。今のコートを着はじめてからもう3年になる。

WWD:過去2回、「ルイ・ヴィトン」のコレクション発表に出席しているが、その時の感想は?

YEJI:緊張したけど、すごくワクワクした。初めての経験だった。当時よりファッションへの理解が深まった今、もう一度出席してみたいと思う。ファッションへの知識も深まったので、もっと楽しむことができると思う。

LIA:忘れられない体験。機会をいただけたことを光栄に思う。

WWD:今ハマっているファッションは?

YEJI:最近はシュシュに夢中。とってもかわいいし、必須アイテムになるんじゃないかな。

YUNA:ワイドパンツが大好き。スキニージーンズより、はるかに着心地がいい。

WWD:英語版アルバム「Not Shy」のほかに、21年に何かサプライズはある?

YEJI:英語のアルバム発売で今年度のスタートを切れたことにワクワクする。21年はこのアルバムを皮切りに新しいプロジェクトをたくさん展開し、世界中にいるファンのみんなとコミュニケーションを深めていきたい。まず公式ファンクラブ“MIDAZY”を設立した。充実したコンテンツを用意しているので、期待していてほしい!

RYUJIN:このアルバムのほかにも、たくさん見せたいものがある。これからも新しいルックや楽曲、プロジェクトを楽しみにしていて欲しい。

LIA:今年もファンと一緒に作っていく夢みたいな時間を楽しみにしている。パンデミックが早く収束して、顔を合わせて会える日がまた来るよう祈っている。

CHAERYEONG:今後の変化に前向きだ。ファンに会いたい。

YUNA:新しい楽曲やプロジェクトにワクワクしているし、とても楽しみ。新しい音楽とルックでみんなに会いたい。もうドキドキする!

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。